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学校終了ー!!
早いとか言わないの!
薫「よ〜し、終わった〜!」
鼻歌を歌いながら帰りの支度をする。
僕は今、とても機嫌がいい。
というのも、最初の座席は出席番号順のため、
僕と音は席が前後。
音が前(きさらぎ)で、僕が後ろ(くるす)。
去年と同じ!!
『木村』とか『工藤』とかがいると、
間が開いちゃうからね!!
そうだ、久しぶりに翔ちゃんのとこに行こうかな・・・?
折角なら、音も誘おうっ!
薫「音さ、この後ヒマ?」
「ヒマじゃないけど。どして?」
おう、即答。まじか。
薫「ん?今日ね、久しぶりに翔ちゃんに会いに行こっかなぁ〜って!」
音、翔ちゃんに会いたそうな顔してる・・・・
薫「音はどっか行くの?」
「うん。叔父s・・・博士のとこ」
薫「えっ、博士のとこいくの!?いいなぁ〜!僕も行きたい!!」
「ごめんね、今日は割と大事な話らしくて。博士に『薫が会いたがってた』って伝えとくよ」
薫「やった〜!ありがと、音!!」
今日は残念だけど、しょうがないよね。
「じゃ、私先行くね」
薫「うん、また明日!!」
教室を出ようとした音に手を振ると、
珍しく手を振りかえしてくれた。
・・・・ついでに、笑ってくれればいいのに。
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咲姫(プロフ) - 黒猫かたつむりさん» コメントありがとうございます!お待たせしました・・・m(__)m (2018年8月3日 11時) (レス) id: b23edac3bd (このIDを非表示/違反報告)
黒猫かたつむり(プロフ) - 待ちに待った薫くんエンド!ありがとうございます!!こちらの方の更新も頑張ってください!楽しみにしています! (2018年8月3日 0時) (レス) id: 1f108ce0c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:咲姫 | 作成日時:2018年8月2日 21時