【うたプリ】近くて遠い。【来栖薫】

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月曜日。



　


　

　
朝。






いつも通り、音の隣を歩く。
　


　

　


　


　




　


　



　



　

なんか、隣からの視線が・・・・・







薫「・・・音、僕の顔、なんかついてる？」

「ううん、何も。」

薫「じゃあ、なんでそんなに僕の顔見るの〜・・・・？」

「いつになったら薫は一人で学校に行くようになるのかなぁ、って思って。」

薫「え？一人で行く予定なんてないけど？」

「１６にもなって恥ずかしい。」

薫「ちょっと待って。今どこに恥ずかしいポイントあったの。」

「今日の一限目なんだっけ。」

薫「なんだっけ？・・・って、話逸らさないで！！」
　



￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣




モブ１「ねぇねぇ見て！！カルナイだよ〜〜！！」

モブ２「明日の音楽番組出るよね！！」

モブ３「ヤバい楽しみ〜！！」


　
　


　




昼休み。



うちの学校の昼休みは、



お昼ご飯をゆっくり食べても、かるくお昼寝ができてしまうくらい


　



時間が長い。




　

　


　




教室で音と一緒にお弁当を食べていると、周りの女子の話が聞こえてきた。







やっぱりQUARTET NIGHTって人気なんだなぁー。
　



　





　


　

まぁ、僕は翔ちゃんがいちばんだけどね！！
　


　

　


　









　


モブ1「ねぇ、如月さんはこの中で誰が好き？」




　


話をしていた女子の一人が音に声をかけた。
　

　
　


　


　

　
「え、私・・・？」

モブ1「うん！私的には、藍ちゃんなんだけど！」

モブ2「いやいやー、嶺ちゃんでしょ！！」

　


　



　


　
どうやら、友達同士で意見が分かれ、音に聞いたみたい。


　





「特にはないかな・・・。」

モブ１「そうなんだ・・・あ！じゃあ来栖君は？」

　




え、男に振る・・・・？


　



　


薫「んー、僕も特にないかな！」

モブ2「まぁ、男の子はそうだよね〜！(笑)邪魔してゴメンね！！」







　

　

　



　

一体なんだったんだろう・・・・・・？

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