プロローグ ページ2
入学式。
僕は、一人の少女に、目線を奪われていた。
『如月音』
この学校に、成績トップで・・・首席で入学したエリート。
家元が医療系というわけでもないのに。
まぁ、それは僕もだけど・・・・。
ふわりと春風が満開の桜の木から、
花びらを吹き飛ばした。
その花びらが、彼女の頭についた。
ピンク色の桜と少し薄めのエメラルドグリーンの彼女の髪色が
不思議な世界観を漂わせた。
体が勝手に動いていて、気づいたら彼女の頭についた桜の花びらを取っていた。
「・・・・?」
薫「桜、ついてたから。」
「あ、ありがとうございます。」
そう言って丁寧にお辞儀した。
今思えば、あの瞬間から
僕の人生は、彼女中心になっていたんだと思う。
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咲姫(プロフ) - 黒猫かたつむりさん» コメントありがとうございます!お待たせしました・・・m(__)m (2018年8月3日 11時) (レス) id: b23edac3bd (このIDを非表示/違反報告)
黒猫かたつむり(プロフ) - 待ちに待った薫くんエンド!ありがとうございます!!こちらの方の更新も頑張ってください!楽しみにしています! (2018年8月3日 0時) (レス) id: 1f108ce0c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:咲姫 | 作成日時:2018年8月2日 21時