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藍「・・・・えっ?」
「だ、だからっ!藍のことが好きなんだ、って・・・・」
改めて口にすると、恥ずかしい・・・・・。
「あ、でも、こんなこと言われたって、迷惑だよねっ!分かってる、分かってるんだけど・・・・」
必死に弁解しようとすると、急に苦しくなった。
目の前が真っ暗で、呼吸がしづらい。
藍に、抱きしめられていた。
「あ、あいっ・・・!?」
藍「音っ!!!・・・・・少し、こうさせて・・・」
「・・・うん・・・・・・」
ロボットだと思えない、
人間と同じ温かさを感じる。
「・・・・あ、でも。藍はアイドルだから、恋愛禁止なんじゃ・・・」
藍「構わないよ。たとえ世界を敵に回そうと、ボクはキミといることを選ぶ。」
「よくそんなこと、言えるね・・・・」
藍「思ったことだから。」
「ほんと、変なヤツ。」
藍「可愛くないな。」
「別にいいもん。」
藍「あっそ。じゃあ・・・・」
抱きしめていた腕を話された、瞬間。
唇に、温もりを感じた。
一瞬の出来事なのに、もの凄く長い時間に感じた。
藍「・・・ふふっ、顔真っ赤。」
「っ!!」
藍「かわいいよ?」
「ね、ねぇっ!!そういうこと言うの禁止っ!!」
藍「なんで?キミはボクのことが好きなんでしょ?」
「そうだけど、そうじゃなくて!!」
藍「恋人にキスしたいと思うのは普通なんでしょ?」
「こ、恋人っ!!??」
藍「愛し合っているんだから、そうでしょ?なに、恋人になりたくないの?」
「・・・そんなわけ、ないでしょ・・・」
藍「ふっ、かわいくないな〜。」
「あーそー、やっぱりかわいい子の方がいいんじゃない。」
藍「そうだね。だから・・・」
藍「これからたくさん、かわいいところを見せてよね?」
「っ!!////」
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黒猫かたつむり(プロフ) - 完結おめでとうございます!薫オチ楽しみにしているので、頑張ってください! (2018年6月30日 23時) (レス) id: 1f108ce0c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:咲姫 | 作成日時:2018年4月11日 20時