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寮に来るのは実質昨日ぶり。
そして、翔ちゃんに会うのも、昨日の朝ぶり。
幼馴染とはいえ、一般人と芸能人。
こんなに何度も会ってしまっていいのだろうか。
なんて思いながら、寮の扉を開いた。
薫「お邪魔しまーす!」
「お邪魔します・・・」
翔「お!薫、音!!」
薫「翔ちゃん!!お仕事お疲れ様!!」
翔「おう!!二人のために、ダッシュで終わらせたぜ!!」
薫「さすが翔ちゃん!!ありがとう!」
二人が並ぶと、改めて
(そっくりだなぁ〜〜・・・・)
と思う。
翔「ほい、これチケット。」
薫「ありがとう。・・・・これ、もしかして関係者席!?」
翔「あったりめぇだろ!!大切な家族と、幼馴染なんだからよ。」
薫「うわぁ・・・やったね、音!!」
「う、うん!ありがとう・・・」
翔「お、おう・・・?」
薫「他のみなさんは?」
翔「今日はみんな仕事でいねぇよ。念のため、藍は小規模な休業中だけどなー。」
ん?
ということは、今ここにいると?
薫「・・・いいの?」
「へ?」
薫「美風さん。会わなくていいの?」
「べ、別に。会う用なんてないし・・・・」
翔「それ、さっき藍もおんなじこと言ってたぞ?」
薫「二人は似た者同士だね(笑)」
「そんなんじゃ・・!!!」
双子に言われたくない。
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黒猫かたつむり(プロフ) - 完結おめでとうございます!薫オチ楽しみにしているので、頑張ってください! (2018年6月30日 23時) (レス) id: 1f108ce0c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:咲姫 | 作成日時:2018年4月11日 20時