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─スッ
襖を開けると白夜が話が終わるまでずっと待っていたらしい。
貴:白夜、ずっと待ってたの?
白:やることはやったしね。
貴:そっか。ご飯食べよ?
白:用意できてるから。
貴:分かった。
リビングに神楽と知らない少年がソファーに座っていた。
貴:…?神楽、その少年は?
神:あー、だ眼鏡アル。
新:誰がだ眼鏡なんですか!?僕は、志村新八です。Aさんですね?
貴:はい。私はAAです。宜しくね、新八。
白:さ、主。ご飯食べましょ?
貴:うん。
・
・
貴:新八、ご飯美味しかった。食器片付けるから貰えるかな?
新:え、良いんですか!?
貴:うん。
白:主、皿落としそうで怖いです。
貴:…白夜も手伝って。
白:少ないほうでお願い。
貴:分かった。
ガチャ…ガチャ…
ジャァア──
貴:……?
あ、今思えば私、水に触っちゃた…
白:あれ、そう言えばA…水触って平気なの?
貴:いや、たぶん無理…だね。
ズシッ!
私の体は急に重くなった。
羽とかが濡れて少し翔べなくなるのと一緒だ。
突然しゃがみこんだAに新八は驚いた。
新:Aさん、大丈夫ですか?!
貴:大丈夫…忘れてたわ、すっかり。
白:はぁ、待っててくださいよ?すいません、新八さん。何か乾かせれる物ありませんか?
新:それなら、ドライヤー持ってきます。
白:ありがとう。
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作者名:aki | 作成日時:2018年1月21日 10時