130話 指図 ページ46
みのりSIDE
お母さんと夕食を食べ終わり、色々話していると遠くの方で玄関が開く音が聞こえた。
みのり母 「あら?もう帰ってきたみたいね。」
お母さんがそういった直後部屋のドアが開いた。
みのり母 「お帰りなさい。」
みのり 「お帰りなさい・・・。」
みのり父 「ああ・・・。」
相変わらず無愛想でただいまも言わないお父様。
お母さんのことは普通にお母さんって呼んでるけど、お父さんのことを何故お父様って呼んでいるのは、ただお父様に「目上の人を敬え。」
つまり、一家の家計を支えている人に対して普通お父さんって呼ぶのは可笑しいとお父様の見解でこう呼ぶようになった。
凄く固い人で、頭はいいけど優しくもないし、家族のことを大切にしないし、いつも上から目線で最低な人。
ピアノとヴァイオリンをやっているのだって、お父様にやるように言われて友達と遊ぶことなく、幼い頃から教わってきた。
別にピアノもヴァイオリン嫌いじゃないからいいんだけど、もっと自由に引きたい。
自由に生きたい・・・。
みのり父 「こんな時間まで何しているんだ。さっさと課題曲の練習をしろ。」
みのり母 「ちょっとあなた、そんな言い方しなくても・・・。」
みのり父 「コンクールが近いのだから休んでいる暇などない。」
ほんといつも自分勝手なんだから!
何も言わず席をたち、部屋を出て苛立ちに任せてドアを閉め居心地の悪くなった部屋を出た。
あいつのためにやってるんじゃないってのに!
何であいつに指図されなきゃいけないの!?
子供の頃は何もわからず、ただ言われた通りに引いてきたけど、年が経つにつれて不満が募るばかり。
楽しいことなんて何もない。
廊下歩いて自分の部屋に入り、ベッドに倒れ込む。
もう疲れた。
全部めんどくさい。
すると、机の上に置いていた携帯のバイブ音が鳴った。
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ミユツナ - 瑠璃さん» 本当ですか!?ありがとうございます!頑張りますね(≧∇≦)b (2016年5月29日 12時) (レス) id: 2caa172f35 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃(プロフ) - すっごく面白いです!更新頑張って下さい!応援しています! (2016年5月28日 0時) (レス) id: 948fa60ac2 (このIDを非表示/違反報告)
ミユツナ - 声優志望。さん» コメントありがとうございます!最近あまり更新出来てないですが期待に応えられるよう頑張りますねp(^^)q (2016年5月22日 22時) (レス) id: 2caa172f35 (このIDを非表示/違反報告)
声優志望。 - 最近読み始めた者です。この作品凄い好きです!鳴ちゃん推しなので嬉しい♪更新頑張ってください! (2016年5月21日 22時) (レス) id: 554369dbb4 (このIDを非表示/違反報告)
ミユツナ - さーたんさん» ありがとうございます!更新遅れてすみません>_< これからも楽しんで頂けるようがんばりますね!(*^O^*) (2016年4月18日 0時) (レス) id: 2caa172f35 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ミユツナ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/list/akimiyu17/
作成日時:2016年4月2日 21時