だれか、私を殺してください【呪術廻戦】

作戦会議 ページ34

悠「あ、沢渡ってどんな術式なの？」


遅れてやってきたため、まだ術式の詳細を聞いていなかった虎杖が質問を投げかける


『檄生侶幇助って言ってね、味方の援助専門なの。発動条件は対象に触れること


色々と試行錯誤した結果、その人の術式に関係ある物や式神に触れても発動できるの』


これみたいに、と釘崎が使用している釘を一本出した


悠「ほえー、便利だな」


『そうでもないよ。直接触れるよりも効果は薄まっちゃうし、残穢が術式をかけた人から伸びてるみたいで、すぐに見つかっちゃう」


少し困ったように言う


自分の術式や能力に自信のなさと自己評価が低いため、Aはすぐに落ち込む所がある


真「ま、行かせなけりゃいい話だ」


真希なりの励ましだったのだろう


Aはありがとうございます、と言い話を続ける


『私の術式は色々な能力を強化できるの。呪力や術式の効力とかね


分かりやすく言うと、ゲームのキャラクターの能力値を振り分けていくのに似てるかな


カジノで掛け金ベットするみたいに、対象の能力×強化量って感じかな』


パ「ま、悟の説明がどんだけ適当だったかが分かるな」


棘「しゃけ」


Aの術式について説明してきたが、調べたのはAだ


五条の雑な説明から自分の術式を理解するために、夜も寝ずに調べていたのだ


悠「それ沢渡本人にかけらんないの？」


『うん、できないんだ。あくまで自分以外のみが術式の対象。だから呪霊も対象内だよ

　だから自衛のためにたくさん鍛えてるんだけど・・・なかなか上手くいかなくて』


真「コイツ両手ありの腕相撲で伏黒に負けたからな」


悠「え、ガチ？」


野「ガチ」


姉妹校交流会に向けて特訓はしたが、体力や筋力は一朝一夕で身につくものではない


Aが4級なのは、実際に4級の呪霊を祓うのがやっとだという現状であり、真希のような特別な事情はない


パ「東堂には伏黒を当てるつもりだったからよ、沢渡に式神持たせて伏黒を強化しようとしてたわけよ。


だが虎杖となると沢渡ずっと触れてらんねぇだろ」


悠「あー俺めっちゃ動くから」


虎杖はなるほど、と納得する


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この間知ったんですけど、五条先生って自動販売機より大きいんですね

甘い飲料って大体下にあるイメージだから、買うときめっちゃ屈んでたんだろうな・・・

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