危機一髪 ページ4
野「ほら、行くわよ伏黒」
虎杖が生きていることを知らない釘崎と伏黒は姉妹交流会に向けて特訓のため2年生に指定された場所へと向かっていた
恵「なあ」
野「なによ」
恵「あれ、人か？」
伏黒が不意に上を指さす
釘崎は伏黒が指さしたところを目を細めてみる
高専の中でも高い建物の塀の上に立ち、白いワンピースを揺らしている少女が確かにいた
野「女の子ね。何しているのかしら」
2人は足を止めて少女を見つめる
すると、ブォっと突風が吹く
突風に目をつむった伏黒が目を開けて捉えたのは、少女の身体が塀の外に傾く瞬間だった
恵「っ鵺！」
咄嗟に式神を出し、少女の元へ向かわせる
何の抵抗もなく落ちていく少女
恵(間に合うか・・・！？)
両手が鵺を出した形のままジトリと手汗が出る
少女の身体が地面まであと数メートルに迫ったところに鵺が自身の身体を少女の下に滑り込ませることができた
野「っはー焦った。ナイス伏黒」
恵「ああ・・・」
緊張と焦りから無意識に止めていた息を吐く
鵺はそのまま主人である伏黒の元に戻ってくる
よくやった、と鵺をひと撫でして背中に乗せいている人物を見る
野「・・気絶してるわね」
その背中には安らかに死んでいるように寝ている少女
恵「誰だこいつ」
野「さあ」
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ばちょふ(プロフ) - 皐月さん» シンプルだからこそ一番嬉しい！ありがとうございます (2021年2月2日 1時) (
レス) id: cb6f8d48f0 (このIDを非表示/違反報告)
皐月 - 面白い！ (2021年2月1日 23時) (レス) id: f8e3029858 (このIDを非表示/違反報告)
ばちょふ(プロフ) - 勇者ああああさん» 私の心の声ですね！！笑 (2021年2月1日 20時) (レス) id: cb6f8d48f0 (このIDを非表示/違反報告)
勇者ああああ - 今まで呪霊ってレジ袋利用するか聞いてきたりしてたけど、「ヤダネェェエエツカレタナァア」って自分の意思を伝えてくるヒトはあまり見かけない為ツボりました (2021年2月1日 20時) (レス) id: a69079c5f6 (このIDを非表示/違反報告)
ばちょふ(プロフ) - ぬひさん» コメントありがとうございます！とても励みになります、大まかな内容は決まっているので楽しみにお待ちください！ (2021年2月1日 3時) (レス) id: 11acd585c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ばちょふ | 作成日時：2021年1月28日 22時
