だれか、私を殺してください【呪術廻戦】

手のかかる子 ページ3

ぎゅ、と握られた右手


その後も懲りることなく目を離した隙に死のうとするA


映画に集中できないし、動揺しキャシィには殴られまくった悠二はAが自由に動けないようにしっかりとその小さな手を握ることにした


さっきまで自由に動いていたのに手を握られると抵抗することなくおとなしくしている


Aの行動が読めず、悶々とする悠二


何を話しかけても反応なし


そして気になるのは五条のいっていたこと


死ぬのを阻止するということは、彼女が死にたがる理由を知って悠二に任せたのだろうか


適当な五条の説明ではAの事が分からず、んーと悩む


悟「や、悠二」


悠「あれ五条先生！もう終わったの？」


悟「なんとなく悠二がAに振り回されているだろうなーって思って早く帰ってきた」


悠「もーすっげぇ大変だった！すぐ死のうとするし！」


悠二の困った顔をみて五条はハハッと笑う


悟「その割には随分と仲良くなったみたいじゃん」


ちらりとつながれている手を見る


悠「あー目離すとすぐいなくなるからこうやってんだよね」


なるほどねとAと悠二がつないでいるのとは逆の手をつなぐ五条


悟「じゃ、僕はAを部屋に送るから。悠二もキリがいいときに切り上げてね」


じゃあね、とAの手を引いて帰ってった

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