Crystal snow

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JK side


ヒョン達も自分のポジションに戻って、もう一度リハーサルが始まった


心配してくれたヒョンに、適当に返事したからメンバーみんなの表情が曇っていた


でも、それでいいんだ


さっきは何回も間違ったけど、今は何故か普通に踊れる


リハーサルも終わって本番、今からが一番しんどい


無限ループの始まりなんだ



監督「本番入りまーす！よーい、はいっ」



何回も踊って、何回もメイク直しをする



、



、




、


今8回連続で踊り終えた、




ここで一回メイク直しが入る、




JY「おつかれ〜グクっ、しんどかったでしょ〜」




「あ、おつかれ、」




JY「ねぇねぇ、めっちゃかっこよかったよ！もう最高っ♡」




「ありがとう…」



JY「今日さぁ、何時に終わるかなぁ〜」



「…」


正直、PV撮影のメイク直しは、唯一落ち着ける時間、




5分でもいいから、寝たい…




だから、ジユがいっぱい話してくるのは、しんどいんだ、



彼氏のクセに何言ってんのかな、僕




ヌナは、静かに寝かしてくれてたなぁなんて考えちゃって、ヌナの事を思い出すとすごく辛くなった。



メイクも終わってまた無限ループの始まり、



既にヘトヘトだけど、力を振り絞って踊り続ける



ヒョン達とは全然喋っていない、



本当は素直になりたいけど、素直になった方が辛くなるから、



だから僕は、ヒョン達に嫌われたいんだ





じゃないと、苦しくて、




辛くて、




どうしようもなく寂しくなるから




“あの事”だって、嫌われてから言う方が楽だと思うから




そんな事を考えるとまた泣きそうになるよ、

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