【HQホラー】ある旧校舎で仲間がピンチになり、気づいたら「七つの大罪」になっていた!? (ページ9)

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罪6 ページ9

赤葦side

月島「危ない！」

月島は、俺や菅原さんを守るために右側へ突き飛ばした

山口「ツッキーーーーー!!!!!!」

月島「っ…」

木兎「月島、腕から血が…」

月島「か、かすり傷ですよ…」

菅原「それより早く逃げよう…なんか、やばそうだよ!!」

女の子「アハハハハハハハハハハ」

山口「どこに逃げるんですか？」

菅原「とにかく向こうに階段が見えるから、そこまで全速力で！」

俺たちは夢中で階段まで走った

だが…

田中「どうします？まだこいつついてきますよ！しつこい奴だ」

山口「ツッキーーーーー!!」

月島「山口うるさい！」

月島の傷口が悪化する前に…

何か、何かいい考えはないのか

もう3階が見えてきた…

そうだ、いい考えがあるじゃないか

田中「菅原さん、一旦3階で撒きませんか？」

菅原「そうだな」

…

…

俺が囮になれば…

俺が囮になれば、その間にでも月島の手当をしてもらおう

菅原さん、木兎さんを宜しくお願いします……

木兎「あれ、赤葦どこ行った？」