【薄桜鬼】私は幸せなんです 【番外篇】

君が1番(三・リク) ページ24

『平助ー起きてるのわかってるぞー』

襖を開けて寝てる平助の背中を蹴る


「いった！！」

『そんな強く蹴ってないじゃん』


なんだよ！と起き上がる平助の隣に座る


『…なに嫉妬してんの？』

「はぁ？！」


『私が平助以外好きになるわけないじゃん』

「え、」

『それくらい分からないなんて私の旦那？』

「そーゆーのじゃねぇだろ！誰だって自分の女がほかの男褒めてたら…！、？！」


そっぽを向いてそういう平助
そんな彼の頬を両手で包み、唇に口付けた


『…格好いいなんて言ってごめんね。私が好きなのは平助だよ』

「え、」

『私のこといつも助けてくれて頼りになるし、格好いいし、優しいし…世界中で1番好きだよ』


顔を真っ赤にする平助


『ふふ、顔真っ赤』

「うるせぇ！」


そう言って自分の顔を隠すように私を抱きしめ肩口に埋めた

私もそのまま彼の背中に腕を回す



「焦った。あいつにA、取られるんじゃないかって」

『たいして会話もしてないのに？それに向こうは私に気ぃないよ？』

「分かんねぇだろ、A可愛いし」

『…何それ(笑)』


すると首に温かいものが当たり、
少しの痛みを感じる

『ん…』


ちゅっと音をたて彼の唇が離れた

「誰にも取られたくないんだよ…」


『大丈夫、平助が1番だから』

私も同じように彼の首に華を咲かせた

『愛してるよ、平助』

「…俺も！」


そしてもう一度彼に口付けた

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