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「ああいやっ、2つ目は、そのー……な、なくてもいいと言いますか……」
エミさんは焦ったように言葉を付け足していく。
その状況が面白くて私はついふふふと笑ってしまった。すると彼は笑っている私を見て固まった。
――まずい。即座に浮かんだのはそんな言葉だった。
彼を不快にさせてしまったかもしれない。私ごときにそんなことが許されるはずがないではないか。
どうしようどうしようと脳内を焦りと後悔が埋めつくそうとしたその時、エミさんは顔を綻ばせて安堵したように口を開いた。
「ちゃんと、笑えてるやんか……。
よかったです、前見たときはそんな余裕すらもないくらいに見えたので……うん、笑ってる方が良いですよ、やっぱりね。」
その穏やかな笑顔は私の中に生まれていた心配や不安を打ち消していく。
……どうやらまた余計な事を考えてしまっていたみたいだ。
そんな心配は要らないと言われていたのに、これだから私の思考回路のネガティブさには参ってしまう。どうにかならないものだろうか、なんて安堵した脳の中で呟いてみた。
そして彼への感謝の気持ちを込めて言う。
「その条件、呑みましょう。それでいいでしょう、”エミさん”？」
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更新できるときは少しでも更新することに致しました。
お付き合い頂ければ幸いです。ではお暇。
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狛々(プロフ) - 美しい文章を見ることができてとても満たされました…！貴方様の細かな場面表現がとても好きです。どうかご無理なさらず、更新を心待ちにしております。 (2023年2月22日 15時) (
レス) @page25 id: 0c572bf162 (このIDを非表示/違反報告)
黒井 屑(プロフ) - 夢主ちゃんがドタイプなんです……！15歳？気にしない。(ロリコン) 貴方の作品がめちゃくちゃ好きです。応援してます。 (2020年2月14日 20時) (レス) id: 3248997e70 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：暁の園 | 作成日時：2019年11月2日 9時
