【vip店長】隣の席の笑顔少年。【男主】

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｢……むぅ……。｣




朝だ。
カーテンの隙間から差し込む光は俺を起こそうとしているように顔面にクリティカルヒットし、最悪な目覚めとなった。




くそぅ、超↑眩しいぞ……。



と超↑のイントネーションが可笑しくなりながらも時計を見た。




｢……あれ｣


先程の日差しのせいか、昨日あまり寝れなかったのが一周して寝起きが良かったのか。




いつもより３０分も早い目覚めとなった。



余裕で学校につくだろう。



たまにはそんな日もいいかな、なんて。






いつものようにサクサク着替えていつものようにサクサク食べて




｢じゃあ、いってきます｣





誰もいない部屋に一人呟く。



いつもいるお母さんがいない。
俺に妹が出来るらしくて。
俺が女々しい男子なら妹は男らしい女の子になったり。

さ せ て た ま る か



ああ、ゆっくり登校できるって素敵。超↑清々しい朝。




普段聞けなかった小鳥の声も、普段気づかなかった景色も





全部見えるんだな、って思った。




よし、今度から早く起きよう








……取り敢えず、




______今日はとっても良いことがありそうです。




__________



うわ、めっちゃ早く学校来たんですけど。



逆に何すればいいの。



取り敢えずカバンを席に置こうとすると




｢……ぁ｣




何故か天知がいた。




え、天知って俺と同じギリギリ登校だよな。



《天知》



話しかけてみーる。




むぅ、気づかないなぁ





ﾄﾝﾄﾝ




《ねぇ、天知》




店長｢……あ｣



《おはよう》



店長｢うん、おはよう！！！｣




そう言って二人で笑いあった。

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