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渡り廊下を走っていると、教室から長倉が見えた。
少し微笑み、一歩一歩何かに近づいている。

その教室は四階。
俺は、今二階。
きっとAもそこにいる。

「っ、待ってろ。」
A――。





「うっ…」
Aの目から少し涙がこぼれた。
それに気づき、長倉は「怖がらなくて良いんだよ?」と笑った。
その笑った顔が怖さを引き立てる。

「こわ、い。怖いよ…。長倉君。」
「? 相談したいって言ったのは君だろう?
 俺はその解決策(・・・)をだしてあげているんだ。」
「で、でも…。この方法は間違ってるよ?
 もっと他にやり方が…」
「うるさいっ!!」
長倉は大声をあげると、Aは大きく目を開いた。

そんな時…

ガラッと扉が開いた。

「やっと来たか、虹…へ?」
「修ぞ…え?」
二人は口をポカーンとあけてしまった。
だって、そこには…

「俺に勝てるのは、俺だけだ!!
 世界一強い(バスケで)青レンジャー!!」

「おは朝占いは見逃さない!!
 3P得意のGreenレンジャー!!」

「情報収集お手の物!!
 テツ君大好きpinkレンジャー!!」

「ポーズを変えてキメ顔で!!
 マネっこ上手なイエローレンジャー!!」

「影が薄くてもパス回し!!
 幻の6人目、skyレンジャー!!」

「ダンクをされても止めちゃうぞー!
 お菓子大好き、パープルレンジャー!!」

「俺に逆らう奴は、親でも殺.す。
 絶対王者redレンジャー」


「全員合わせて…」
赤が言うと、一斉に「キセキレンジャー」と言った。

「てめぇら、何しに来た!?」
長倉は睨みながら言った。

「姉さ…ゴホンッ。
 そこの姫さんを取り返しにね。」
redはそう言いながらAを指差した。

「そうですっ!
 Aさ…オッホン。
 そこの姫さんを返さなければ、ぼこぼこにしてやんぞ!!」
skyは嬉しそうに言った。

「取りあえず、長倉とか言ったな。
 表でろやゴラァ。」
「青、あくまでもこいつは先輩なのだよ。」
「先輩をこいつよばわりって酷くねっ!?」
長倉は即効でツッコミを入れた。

その時、
「Aっ!!」
虹村がそういいながら教室に入ってきた。

「じゃ、私達はお邪魔だねっ」
「そうっスね。
 じゃあ、お邪魔虫はここら辺で…」
と言いながら、長倉とキセキレンジャーは教室から出て行った。

教室には、Aと虹村が残っていた。

.

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設定タグ:虹村修造 , 黒子のバスケ , 帝光中学校   
作品ジャンル:ギャグ
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エルザ - 新しいの書きました! (2014年1月4日 20時) (レス) id: 4b1d2ce4ad (このIDを非表示/違反報告)
征花(プロフ) - こんばんは!更新ふぁいとです(*^o^*) (2013年11月27日 2時) (携帯から) (レス) id: 38207c2a0d (このIDを非表示/違反報告)
征花(プロフ) - おぉ〜っ!早速拝見しました!やっぱり虹村先輩はいいですね!! (2013年11月26日 1時) (携帯から) (レス) id: 38207c2a0d (このIDを非表示/違反報告)
征花(プロフ) - こんばんはです! そうですか!?よかったです(≧∇≦) (2013年11月26日 1時) (携帯から) (レス) id: 38207c2a0d (このIDを非表示/違反報告)
エンゼル☆パイ(プロフ) - 征花さん» いえいえ、たくさんコメントをいただきとってもやる気が出てます(笑) (2013年11月25日 23時) (レス) id: 7729d9e5d0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:エンゼル☆パイ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/ennzerupai/  
作成日時:2013年9月12日 22時

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