【黒バス】虹村の彼女は……赤司の姉でした☆

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紅葉の季節秋――。
そんな少し寒い時期の話である。


「うへぇ、寒い…。」
Aはジャージを羽織ながら校庭で呟いた。
今日は、間近になってきた『体育祭』の練習である。
こんな寒い時期にやるだなんて何を考えているのやら…。

「おい赤司、大丈夫かよ。」
隣の男子が心配そうに言ってくれた。

「あぁ…。うん、大丈夫。ありがとう。」
「いやいや、体育祭はみんなで一致団結したら楽しいからな。」
「！！ そうだね！
　一致団結っ！！」
Aがそういうと、周りの同じクラスの子達も言った。


・


こちらは、一年生。
そう、一年生も三年生と同じで体育祭の練習をしていた。

「ちょっ…、Aさん…可愛すぎます…。」
黒子は顔を真っ赤にしながら言った。

「…黒子、お前、ちょっと怖いのだよ。」
「気ちがいなのだよ。」と、緑間はため息をつきながら言った。
「テツヤ…分かるが、今はおさえよう。」
赤司は真剣な目で言った。
まぁ、赤司は生徒会に入っているため
こういうことをしなければいけないのであろう。

周りには、女子が群がっている…
そのため、ざわつきがあった。
その言葉をよーく聞いてみると…

「キャーっ！ カッコいいっ」
と、いう声であった。

さすが、カラフル軍団様である――。


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