―１４― ページ14
「初めてだよ、サボるの」
「俺も」
と、二人は屋上…
ではなくそこから離れた校庭の誰も見つけられないところにいた。
そこは室内で誰も使っていないところなのであった。
窓からは明るい光が差し込んでいる。
「…寝る」
と、隣から突然虹村が言った。
「寝るの？」
と、Aは頬を少し膨らませていった。
「ん…やっぱ寝ない」
「嘘、やっぱり寝て。
体壊したら駄目。」
「…ごめん」
と、虹村は言うとAに膝枕をしてもらって
寝てしまった。
「大変だね…主将さんは…」
と、Aは呟きながら虹村の頭を撫でた。
ガタッ
鈍い音が響き渡る。
「え、誰？」
と、Aは少し声が裏返った。
コツコツとこちらに向かってくるのが分かる。
「…ね…ん…」
と、声がよく聞こえなかった。
「修造、起きて…
修造！！」
と、虹村の肩を揺するが一向におきない。
目には涙がたまっていた。
「…えさ…ねえ…ん…？」
という声が真上から聞こえた。
上を見れば、きっとお化けが…
と、Aはびくびくしながら思っていた。
そのとき…
「何やってるの？
姉さん」
その声を聞きAは上を見上げた。
そこには…
自分の弟…征十郎がいた。
その後ろにはキセキの世代がいる。
「いや、お前等だたんかい！！」
と、Aはそう言いながら誰かの足を叩いた。
「いたっ、痛いっスよーーー！！」
と、黄瀬のスネにあたったらしく
痛そうに大声で言った。
「…っていうか
何でココにいるの？ 今授業中でしょう？」
と、Aは虹村の頭を撫でながら言った。
「え？
それは…あなたに愛情をささげるために！！」
と、青峰は赤司の顔色をうかがいながら言った。
赤司は、腕組をして頷きながら言った。
あぁ、なるほど。
青峰がこうやって言っているのは
征十郎が指示しているからなのか。
「それにしても、真太郎？
あなたがサボるというのは珍しいんじゃないの？」
と、Aは緑間を見上げながら言った。
「あ、はい。
赤司に同行しようと思って。」
と、緑間は顔を少し赤らめながら言った。
「うーん…」
アウトだな、緑間も…
.
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エルザ - 新しいの書きました！ (2014年1月4日 20時) (
レス) id: 4b1d2ce4ad (このIDを非表示/違反報告)
征花(プロフ) - こんばんは！更新ふぁいとです(*^o^*) (2013年11月27日 2時) (携帯から) (レス) id: 38207c2a0d (このIDを非表示/違反報告)
征花(プロフ) - おぉ〜っ！早速拝見しました！やっぱり虹村先輩はいいですね!! (2013年11月26日 1時) (携帯から) (レス) id: 38207c2a0d (このIDを非表示/違反報告)
征花(プロフ) - こんばんはです！
そうですか!?よかったです(≧∇≦) (2013年11月26日 1時) (携帯から) (レス) id: 38207c2a0d (このIDを非表示/違反報告)
エンゼル☆パイ(プロフ) - 征花さん» いえいえ、たくさんコメントをいただきとってもやる気が出てます（笑） (2013年11月25日 23時) (レス) id: 7729d9e5d0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：エンゼル☆パイ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/ennzerupai/
作成日時：2013年9月12日 22時
