【黒バス】虹村の彼女は……赤司の姉でした☆

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夏…それは結構暑い季節である。
そんな季節で恋が訪れるとは思ってもいなかった…

「うわ、まだ明るい…」
と、部活を終え私は外を見上げながら言った。
時間はちょうど６時半。
辺りはまだ明るく、帰るには丁度良かった。

「ちょっと、帰るよ」
と、美鈴(次期部長)がAに向かって言った。
美鈴とは中学校からの仲である。

「うん、今行くー」
と、言いながら美鈴の元へダッシュした。


・


「ヤバ…忘れた」
美鈴と別れ私は一人呟いた。
かばんの中を探っても見つからない…そう、それは…

「楽譜。忘れた」
そう、楽譜。である。
今日はせっかくトランペットを持ってきて家で練習しようと思ったのに…
と、Aは肩をおとして思った。
「よし、学校に行くか。」
前に見える家を横目で見つつ学校に向かった。


・


「ふぅ、先生がまだ居てて良かった」
と呟きながら楽譜を持ち階段を降りて職員室へ向かっていた。。
楽譜がある目的地の『第二音楽室』に入るためには職員室から
鍵を貸してもらわなければならない。
そのため、先生が居ないとアウトということである。
非常にヤバイのである。

だが、先生が居たので非常にセーフなのであった。


「失礼します」
職員室に入りながらAは言った。
先生が居た為先生に鍵を返し玄関に向かった…






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