【黒子のバスケ】愛を知らない少女【赤司征十郎】

面白い女 ページ3

「担任を務める白金だ。よろしくな。」


白金先生、か。


まぁ、なんか良い人そうだし、良かったかな。


とりあえず、後ろの威圧感に耐えなくては。









高校生活初日は、そんな感じだった。









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それから、二ヶ月が経った。


二ヶ月も経てば、高校生活も慣れてくるもので。


私は1人、ぼんやりとした日々を過ごしていた。


まぁ、勉強は嫌いじゃないし。


後ろの赤司の周りを囲む女子が煩い以外は平和な日々を過ごしていた。









ドンッ


貴方「いたっ…」


当たったヤツを見ると赤髪の男。


貴方「ちょっと！ぶつかったなら謝ってよ！」


周りの女子が一斉に私を睨む。


けれど私は引かなかった。


赤司「へぇ…、この僕に逆らうのかい…？









……僕に逆らうヤツは、親でもころす。」









貴方「じゃあ、殺せば？」



赤司「…は？」



貴方「殺したいんでしょ？殺せば？」



赤司「お前、…何を」



貴方「殺したければ、殺せば良いよ。…人の命を軽く扱う人間だと思われたければね。」



私は、そう言い捨てて、その場を去った。









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赤司「へぇ、面白い女だな。」

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