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23話_やっとうどん作り始める私達。 ページ26

ああ、食べるっていうのはうどんを作ってって意味ね。作者更新しなさすぎて前話忘れたって方がいらっしゃっいましたら一旦前話読んでください。(最低)
色々と現実世界にて忙しかったんです本当。
すみません。

で、えーっと、

『じゃあ、私野菜切っておくんで、お湯沸かしてだしの素とか入れといてもらって良いですか?』

伊「あ、う、うん……。」

伊奘冉さん私に大分慣れてきてくれたっぽい。

トントン
サクサク(調理中)

おっ、お湯沸騰してる。
私も野菜切り終わったし、あとは麺と一緒に茹でるだけじゃな(?)

今茹でてるけど沈黙がスゲェ
喋らないと勿体無いよね。喋ろう。

『伊奘冉さんは独歩さんと住まわれてるんですよね?』

伊「ひ、ひゃいっ……!ぁあ、はい……。」

『良いですね、羨ましいです。私仲良い友達とかいなくって、昔から。だから一緒に住むとか、そのぐらい仲良い友達がいるって本当に憧れちゃいます。』

私は昔からずばずば言っちゃう性格だったから、仲のいい子が出来なかった。
だからいつも1人で本読んでた。
まあ、クラスの子達の顔色伺わなくていい分学級委員とかには向いてたけどね。実際やってました。

伊「……仲良い子、居ないの?」

『はい。伊奘冉さんがなってくれますか?』

伊「……うん」

『えっ』

これは予想外すぎた。
気遣ってくれたのかな?優しい。

『え、あざす。下の名前で呼んでもいいですか。』

伊「うん、お、俺っちも、Aちゃんでいい……?」

『はい!宜しくお願いします。』

えまって、嬉しみの極みなんだが。
いや私テンション高いんだが。
うどん完成したんだが。

『あっ、うどん持って行きましょうか。』

あつっあつあっあつっっ

いや熱くね!?!?

伊「も、持つよ。」

伊奘冉さんがミトン持ってらっしゃるー!

『お、お願いします。』

伊奘冉さんの後ろをついていく。

伊「お、おーい、独歩ー……お粥とうどん、どっちがいい?」

独「ごほっ、俺の為に、済まんな……。」

いえいえ。
それじゃ、冷めないうちに食べますか。

24話_何と、伊奘冉さんのあれが……!→←22話_トリップの核心に触れた気がする。



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作者名:雪兎 | 作成日時:2019年7月16日 2時

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