※lovelessmarriage※5 ページ7
黒「へぇ。奥様は、つまり猫を被っていらっしゃると…。」
と黒子くんが、妖艶な笑みを浮かべた。
貴「は……い。それに、奥様とか嫌です。」
ピチピチの20歳なのに…。
黒「では、僕は何とお呼びしたら良いのですか…？」
貴「そうですね。A様とかどうですか？…お嬢様と執事って大抵…」
黒「却下です。」
と直ぐに言われた。
貴「…そんなぁ。」
黒「ｸｽｸｽ…Aさん。で良いですか？僕も、ピチピチの20歳なんで。」
えっ………？
貴「Aで良いよ。って…えっ…あたし、口に出してないのに…。」
黒「思いっきり出てましたよ？」
と真顔で言われた。
貴「本当ですか。じゃあ、あたしは、何とお呼びしたら良いですか？」
黒「テツヤで構いませんよ。A。」
貴「なら…。テツヤ？」
何か、凄く恥ずかしいっ///
黒「はい。それで良いですよ。」
と満足したのかの優しく微笑む。
貴「うん。テツヤ。あたしの話相手になってくれる？」
黒「良いですよ？A。その前に、僕と約束をして下さい。」
貴「何？」
黒「僕の名前を呼ぶ時は、旦那様が居る時は、黒子と読んで下さい。良いですか？」
あたしの手をとって見つめてくる。
貴「…何で？///」
黒「じゃないと…ばらしますよ。」
ひっ…。
怖いよ。
そのあと、『僕は、仕事が残っているので』と…。
あたしを放置して庭の奥へ入って行った。
むぅ…つまらない。
部屋に戻ろうともと来た道を戻っていると…。
「あっれ…？もしかして、A？」
後ろからどこか懐かしい声が聞こえた。
この声って……。
和くん…？！
高「あっ、やっぱ…Aじゃん。何してんの…？」
貴「和く…和くんっ。」
あたしが、結婚する前の家に住んでいた時和くんとは、毎日一緒に過ごしていた。
貴「何で、ここにいるの？」
高「んー？A一人だと危なっかしくてほっとけないじゃん？…ってなわけで、こっち専属にしてもらったってわけ。」
貴「本当？嬉しいっ//」
高「んー？俺も…。」
すると、和くんは、ﾆｺﾂと笑ってあたしの腕を引いて…
貴「和く…んっ！？///」
チュッ…
高「A、相変わらずだな…。ムッチャ赤面。まじ、受けるわっ。」
キスしてきた。
貴「和くんっ。何でっ///」
どうしちゃったの。
※lovelessmarriage※6→←※lovelessmarriage※4
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さぁーちゅ(プロフ) - 続きのパスワードが分からないんですが、教えてもらえませんか？ (2018年10月18日 21時) (
レス) id: 38bdb98721 (このIDを非表示/違反報告)
ふぉらわー - キセキの世代が執事になるなんて…///すごくドキドキしました！(*´`) (2016年5月18日 20時) (レス) id: 8ad82dbea3 (このIDを非表示/違反報告)
もも - めっちゃ面白いです！ あの、23話の赤司さんの最後のセリフ…”ん”が抜けてるかと…気を悪くされたらごめんなさい！！ (2015年5月5日 14時) (レス) id: 84d22be885 (このIDを非表示/違反報告)
とーくろ - 素晴らしすぎます！文章構成も表現力も何もかもが完璧です！！テイク○もおもしろいです！更新頑張ってください！！ (2015年3月24日 18時) (レス) id: 5f29c980e4 (このIDを非表示/違反報告)
デビP - センスありますねぇ！！イチャイチャや、シリアスとのバランスもいい。なおかつ、テイク○○でのキャラ崩壊…。すばらしい！！あ、落ちはなんでもいいかも←ぜひがんばってくれたまえ。 (2015年3月10日 16時) (レス) id: b390e522ea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：チョコホイップ | 作成日時：2014年4月27日 13時
