※lovelessmarriage※43 ページ50
あたしのことを抱き締めている和くんの手は、温かいけど。冷たかった。どの位の間外に居たのだろう。
高「Aちゃん？…何してっ…」
あたしは、和くんの左手を優しく握りあたしの左頬に当てた。
貴「和くん。和くっ…」
あたし、あたしは。貴方に何を返してあげられるだろう。
高「おいっ…A？…って、何泣いての？」
見ないで欲しかった。こんな、グチャグチャでドロドロした感情を持っている顔を。
高「…泣くんならさ。俺がいつでもお前が泣き止むまで傍に居てやるから…さ…俺の前だけにしろよな？」
そう言われた瞬間、あたしは覗き込んでくれた和くんの頬に手を伸ばしてゆっくり、和くんの唇にあたしのを重ねた。わざとゆっくりしたのは、和くんに拒否して欲しかったから。
高「んっ…Aっ…」
すぐさま、冷たい手とは、反転熱い舌があたしのに絡まってきた。
貴「っ…和くっ…」
びっくりして和くんの執事服にしがみつく。
それに気付いたのか、和くんは一度唇を離してあたしのことを熱をもった目と火照った頬で見て、愛しそうに微笑む。
高「Aちゃん、可愛いっ…もっとキスして良い？」
いつもの和くんとは違って色っぽくて目をそらせなかった。
高「何…そんなに見つめて。照れるっつーの」
『てかっ。Aちゃん顔真っ赤ぶふぉっ。』って…言って笑うと思ったのに。
高「なーんにも言わないならさ。Aのこと俺のにしちゃうぜ？」
そう言った和くんは、あたしに顔だけ近付けてくると…あたしの涙を熱い舌で頬のラインに沿って舐めとった。
貴「っ…だっ…駄目だよっ」
ふふっ。と笑いふと、目を横へ向けると廊下の壁に持たれかかり、こちらを見ている表情の見えない私服に着替えた彼が居た。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
黒「さあ…修羅場になったから続編へ！」
赤「修羅場？…ははっ。何を言っているテツヤ。僕は、ナニモミテナイ。それより、早く僕とAのイチャイチャを見たいと思わないかい？」
高「ははっ。Aと俺がイチャイチャするからー？安心しろって」
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さぁーちゅ(プロフ) - 続きのパスワードが分からないんですが、教えてもらえませんか？ (2018年10月18日 21時) (
レス) id: 38bdb98721 (このIDを非表示/違反報告)
ふぉらわー - キセキの世代が執事になるなんて…///すごくドキドキしました！(*´`) (2016年5月18日 20時) (レス) id: 8ad82dbea3 (このIDを非表示/違反報告)
もも - めっちゃ面白いです！ あの、23話の赤司さんの最後のセリフ…”ん”が抜けてるかと…気を悪くされたらごめんなさい！！ (2015年5月5日 14時) (レス) id: 84d22be885 (このIDを非表示/違反報告)
とーくろ - 素晴らしすぎます！文章構成も表現力も何もかもが完璧です！！テイク○もおもしろいです！更新頑張ってください！！ (2015年3月24日 18時) (レス) id: 5f29c980e4 (このIDを非表示/違反報告)
デビP - センスありますねぇ！！イチャイチャや、シリアスとのバランスもいい。なおかつ、テイク○○でのキャラ崩壊…。すばらしい！！あ、落ちはなんでもいいかも←ぜひがんばってくれたまえ。 (2015年3月10日 16時) (レス) id: b390e522ea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：チョコホイップ | 作成日時：2014年4月27日 13時
