※lovelessmarriage※36 ページ43
黒「A、宜しければお家の中をご案内しましょうか？…あまりに、暇そうに見えるので」
サラッと悪びれることもなくテツヤがそう言ったので反論しようとしたけれど、微妙にタイミングが掴めなくて思わず頷いてしまった。
黒「何処か行きたい場所はありますか？」
とテツヤがさっきとは一変して顎に片手を置くと少し頭をかしげて。綺麗な水色の髪が揺れたと思うとテツヤが優しく頬笑んでいた。そんなのあるに決まってる。とゆうよりも、『あの部屋』にしか興味がない。
黒「…何となく、Aの行きたい所が分かりました。とゆうか、それ以外何があるって感じですけど」
テツヤは、あたしの指輪をしてない方の指を優しく手に取ると…
黒「…ほら、行きますよ。お嬢様。早くしないと旦那様が帰ってきますから」
とあたしがテツヤの手を握り返して。
黒「ゆっくりでいいですから。こけないでくださいね。」
『あの部屋』がある二階へ行こうと大きな玄関の前を通って階段を数歩登った時…
「…やあ、二人で何をしているんだい？」
ガチャンとドアの音がしたと同時にあたしの背中に冷たいものが走った。
そこにはさっき居なくなったはずの、パッションピンクの髪をして左右の目の色が違う彼が居た。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
テイク7
ガチャ…
赤「さぁー、愛しの旦那が帰ってきたよ。A。僕の所に来るんだ」
バッ…(手を広げた音)
貴「……」
Aの背中には、冷たい何かが走った。
黒「高尾くん。あれほど見張りを頼んだのにやれやれです」
赤「どうした、テツヤ。何か問題でも？」
※Iovelessmarriage※37→←※☆*★コメ返し★*☆※
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さぁーちゅ(プロフ) - 続きのパスワードが分からないんですが、教えてもらえませんか？ (2018年10月18日 21時) (
レス) id: 38bdb98721 (このIDを非表示/違反報告)
ふぉらわー - キセキの世代が執事になるなんて…///すごくドキドキしました！(*´`) (2016年5月18日 20時) (レス) id: 8ad82dbea3 (このIDを非表示/違反報告)
もも - めっちゃ面白いです！ あの、23話の赤司さんの最後のセリフ…”ん”が抜けてるかと…気を悪くされたらごめんなさい！！ (2015年5月5日 14時) (レス) id: 84d22be885 (このIDを非表示/違反報告)
とーくろ - 素晴らしすぎます！文章構成も表現力も何もかもが完璧です！！テイク○もおもしろいです！更新頑張ってください！！ (2015年3月24日 18時) (レス) id: 5f29c980e4 (このIDを非表示/違反報告)
デビP - センスありますねぇ！！イチャイチャや、シリアスとのバランスもいい。なおかつ、テイク○○でのキャラ崩壊…。すばらしい！！あ、落ちはなんでもいいかも←ぜひがんばってくれたまえ。 (2015年3月10日 16時) (レス) id: b390e522ea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：チョコホイップ | 作成日時：2014年4月27日 13時
