【黒バス】ﾊｲｽﾍﾟｯｸすぎた彼女の未来【赤司征十郎】

story９…もっと頼っても良いんだよ　ｙｏｕｓｉｄｅ ページ10

征君が寝たのを確認する

彼は今私の横ですやすやと寝ている。

貴「ふふっ」

すっごくすっごく優しそうな表情。
この表情をスタメンメンバーが見たらどう思うのかな

そんな事を想いながら征君の髪を撫でる

さらさらしていて僅かな電気の光できらきらと輝く征君の髪は
綺麗で宝石を思い出した

貴「お休み、征君」

返事がないと分かっていてもそう言って
起きないように注意しながら征君の額にキスを落とし、ベッドから起きた


　
さて、と。
差し入れ作っちゃおう

　

毎晩征君が寝た後にやる。
征君が起きてる間は何か私にできる事をしてあげられる様に。

私なんかで征君を癒せればそれで良いのだ。

　
部活では主将、
学校生活では優等生。

何時の間にか背負っていた征君の荷物。

私が少しでも軽くするよ

『助けて』って言えないの、ちゃんと知ってるよ
だから。持てる限りの力で気付くよ。

征君の小さな、小さなサイン。
見逃さない様にするから。

征君が無理して笑わない様に
心から笑えるようにするから

その日１日乗り越えられるように手伝ってあげるから

　

征君が飲み込んだ『疲れた』も
征君が我慢した『感情』も
全て私に吐き出していいんだよ


　
私が受け取るよ。

　

頑張り屋さんな征君。
ブレーキが利かなくなるでしょ？

　

そんな時私が止めてあげるから。

　

征君の努力がハッピーエンドで終わる様に
征君の苦労が誰かの為になる様に
征君が壊れてしまわない様に

私、できる事なんでもするから


　
貴「もっと、もっと頼っても良いんだよ」

＝＝✂＝＝
どうしよう…２０話行く前に終わってしまうかも知れない。
予想外に短編かもしれない

………早くＥＤ書きたいが此処で止まってしまいたい…←

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