【黒バス】ﾊｲｽﾍﾟｯｸすぎた彼女の未来【赤司征十郎】

story１１…安心して良いんだよ ページ12

Aと一緒にベッドに入る

貴「…さっきはどうしたの？」
赤「え？」

寝れないから軽く話す

貴「あんまりないでしょ？夜中に目が覚める事」
赤「…あ…」

Aは本当によく気付く

赤「…えっと…だな？…笑うなよ？」
貴「うん」

そう言って俺をぎゅっと優しく抱きしめるA
……温かい…

赤「…夢…」
貴「夢？」
赤「ああ…、夢を見たんだ」

そう。
あれは怖かった

赤「Aが居ないんだ。存在しない夢」

　

・
記憶喪失の俺

　
本当は死 んでいたA


それに気付かづ、否思い出せずにいる俺。

　

　
俺はひたすらAへ毎日手紙を書く

　

毎日、毎日書いても返事は帰ってこない

　
でもきっと明日には、なんて思って書き続ける

　

　

ある日事故に会う俺

　

何にも思い出せずに、でもAを好きな事だけは覚えていた

　

　

　
ふと思い出してしまう

　

記憶の底から見つけてしまう

　

　
――――――たった１つの事実

　

Aは、もう―――――…

　
・
　

　

・

　


・

　

・
赤「そんな夢を見た」
貴「……、そっか」

それだけAは言って俺を更に強くでも痛くない程度に抱きしめた

　

貴「怖かった、よね」
赤「…ん」
貴「でも平気だよ」

貴「私、ちゃんと居るでしょう？」
赤「…あぁ」

そう言って俺もAを抱きしめる

貴「だから安心して良いんだよ」
赤「………あぁ」

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