この想い【伏黒恵】

帳 ページ14

歌「……っ!!」

『ごほっ！…濃い。』

鞣「おいおいおい、おいおいおいおい!!五条悟いねぇじゃん!」

(呪詛師…)

鞣「あの生臭坊主、騙しやがったな」

楽「歌姫、三条先に行け。学生の保護を優先、極力戦うな。」

『はい』

鞣「待て待てせめて女を殺らせろ!!ジジィのスカスカの骨とシワシワの皮じゃ何も作れねーよ!!」

楽「スカスカかどうかは儂を殺して確かめろ。」

鞣「牛乳飲んで出直して来い。老い耄れ。」

『歌姫先生、今のうち』

歌「えぇ、行くわよ」

　 〜数分後〜

(ん、アレもしかして…)

『桃さん!』

声をかけるとゆっくり降りてくる

桃「三条、アンタどうしてここに」

『一人貸して、持ってく』

一人担ぐ

『帳を全速で抜けて。』

桃「わかった」

　 〜数分後〜

『桃さん、歌姫先生に連絡。私は、もう一回見てくる』

桃「えっ!三条まっ」

何か言ってたけど気にせず外に出る

『こっちが濃いから…ん?』

バシュ!

『帳が消えた』

(これで呪霊側も引くはず)

ポタポタ

『ん?…っ!ごほごほっ!』

血が広がっていく

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