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肺にて
｢どんどん運んで下さーッい！！｣
他の赤血球が必死に呼び掛けているが
一向に気付かれる気配はない
そこへ…
『赤血球の皆さん、直ちに肺へと急行して下さい
酸素が溜まり続けています 身体中隅々まで
運搬できる赤血球は至急肺まで急行して下さい
酸素の届いていない細胞さんが
まだまだ沢山います』
｢よ…呼び掛けてくれた…！｣
？｢何だって！？｣
？｢皆！！早く肺に行くべ！｣
？｢え〜でもここら辺なんもないよぉ？｣
『細菌駆除は任せて下さい！
後は赤血球さん達！！
あなた達にこの世界が掛かっています
細胞さん達も…！皆諦めないで！
力を合わせればきっと大丈夫だよ
皆で頑張ろう！！』
4201｢え…この声って…｣
赤血球｢Aちゃんだ！！｣
『尚、損傷付近の血圧上昇には注意して下さい
血小板達による修復作業がまだまだ完了していません
より血球を失う危険性があります
直ちに損傷付近の血圧を下げて下さい』
｢おいっ！今すぐ血圧を下げろ！！｣
｢はい！わかりました！｣
更にAは
ナイーブＴ細胞達も活性化させる
エフェクター細胞
｢Aさんが身体を張ってまで直々の言葉だ！
我らは活性化してもらい強くなった！
敵は細菌と云う名のモブだ！｣
エフェクター細胞達｢オオオ！！！｣
※活性化したγδＴ細胞はナイーブＴ細胞を活性化できる(抗原提示細胞と同じ働きもする)
活性化したAの登場で
状況はぐるりと天変地異の如く好転した
＿＿＿
・
・
・
その頃、赤血球と後輩の方では
Aの連絡のおかげで
酸素を運んでくれる赤血球は増えたが
まだまだ血液や酸素が足りない為、
体温低下が起こる
それでも赤血球達は休む事なく
酸素を運び続ける
4201｢ゆ…雪…？｣
広間に出ると強い吹雪が二人を襲う
赤血球、4201｢ヒィイ…！！｣
赤血球｢吹雪ィ…！｣
大雪、吹雪の中でもただひたすらに歩き続ける
4201｢先輩！待って下さい！こんな雪じゃ…！｣
赤血球｢でも！行かなきゃ！
私達だけでも酸素を運ばないと…！
細胞さん達が死んじゃう！！
頑張って…！後輩ちゃん！！｣
4201｢…手が…悴んで…｣
遂に…4201は
ﾄﾞﾀｯと座り込んでしまった……
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寒色ポンチ(プロフ) - リリアさん» はぁい！ありがとうございます(*´艸｀*) (2018年10月11日 9時) (
レス) id: 9390c81b2f (このIDを非表示/違反報告)
リリア - すごく面白いです！これからも頑張ってくださいね！ (2018年10月11日 0時) (レス) id: 52279d3d22 (このIDを非表示/違反報告)
満月 - 寒色ポンチさん» 成る程！いえいえ、私の理解力不足ですよ！すみません…一期終わっちゃいましたね…第２期来〜い！ (2018年10月5日 22時) (レス) id: 62008578a5 (このIDを非表示/違反報告)
寒色ポンチ(プロフ) - 満月さん» ありがとうございました。最後の男女は一応夢主ちゃんのお義父さんとお義母さんの設定でした！文才無いせいでわかりにくかったですよね…すみません(;＞_＜;) (2018年10月4日 6時) (レス) id: 9390c81b2f (このIDを非表示/違反報告)
満月 - とっても面白かったです！あの、最後の男女って、誰ですか…？ (2018年10月3日 22時) (レス) id: 62008578a5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：寒色ポンチ | 作成日時：2018年9月15日 16時
