4,偶然の再会 ページ6
?「俺の名は北都という。この名に覚えはないか?」
北都、北都……………あぁ!
「もしかして、私を最初に見つけてくれた方、ですか?」
北都「あぁそうだ!覚えててくれたのだな。」
名前を聞いて、思い出した。
顔を見たことは無かったが、私の刀を見つけたのは、私の元の主ではなく、【北都】という他の本丸の主だったということを、雅に聞いたことがある。
私の刀剣女士だったことに関する記憶も、その北都さんだけが覚えているということも。
北都「俺が君を見つけたとき、俺の本丸は刀がいっぱいでな、それで政府に預けたのだ。」
「そうだったんですね。」
北都「数カ月前に、折れてそのまま顕現禁止になったとの話を聞いて、すごく後悔した。あのとき、どうにかして俺達の仲間にしていれば、君は、辛い思いをせずにすんだのに、と。」
北都さんは悲しい顔をして言った。
「そんなことないですよ。私は貴方に見つけて頂いて、こうして体を持てた。それだけで十分感謝しています。」
北都「そうなのか、?」
「はい!この体があるから、今、私がやりたいことをできているのです。貴方のおかげですよ。」
─────────────────────
文字数が出ちゃうので、次に続きます。
98人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
片瀬(プロフ) - 更新楽しみにしてます☺️ (2023年4月16日 22時) (レス) @page3 id: fce4ac1cc7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:あかり | 作成日時:2023年4月16日 9時