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side RED
そして、スタッフさんがバタバタバタバタ一斉に動き出した。
救急車呼んでくれたり、氷やタオルに水を持ってきてくれたり。
｢北斗っ、北斗、スグ楽になるから。頑張れっ
おい、バカっこんな時ぐらい返事しろよ！｣
｢うっ。はぁっはぁっはぁっ…っーっ、はぁ｣
浅くて短い呼吸に一生懸命になっている北斗。
大我の声に全然反応しない。
｢松村さん、松村北斗さん？分かりますか？｣
ストレッチャーで救急隊員に連れていかれる北斗。唇は青くて、額に汗をかいてる。
酸素マスクを付けられてもなお、苦しそうに身を縮めて、激しく咳き込んでいる。
｢スグに病院に向かいます。付き添いの方は？｣
｢っ、お、俺が行きます！｣
そうスグに答えたのは、大我だった。
｢病院着いたらすぐ連絡するからっ｣
いつの間に持ってきたのか、
北斗のカバンと自分のリュックを持って、
大我は有無を言わさず救急車に乗って行った。
｢ジェシー、大丈夫？顔色悪いけど｣
｢あ。いや、…はい。すみません。｣
佐久間くんが声を掛けてくれて、冷静になる。
｢病院。行かないと……｣
｢えっ、俺も行きたい！｣
俺が言うと、慎太郎も続き、高地も樹も頷く。
急いで楽屋に戻る。
｢ダメだ。
救急車呼んだからただでさえネットは大荒れだぞ。
構成も変えたんだし、何度も足を運んでくれてるお客さんは北斗のことお見通しだと思うよ｣
｢っ！滝沢くん…｣
振り返る。そこに笑顔はない。
｢みんな今日は送迎車用意して。｣
スタッフさんにそう告げると、居なくなる。
｢っ、ま、まぁ、ねっ！
俺らがゾロゾロ病院行っても、出来ることないしさ？大我に任せよ？
ほら、みんなシャワー浴びて、風邪引くよ｣
深澤くんが明るい声で言ってくれて、そうだな。
なんて皆も無理やり笑って動き出す。
《病院には着いた。今処置中》
シャワーを浴びる前にスマホを取りに楽屋に戻って、その文字に手が震えた。
シャワーを終えて、服を着る前にスマホを眺め、
パンツを履いたら眺め、ズボンを履いたら眺め、
上着を着たら眺め、シャワールームを出たら眺め、、、
そんな風に、ことある事にスマホを眺めてはまだ連絡が無いことを不安に思った。
気付けば、後輩達はいなくなっていて、
岩もっちゃんと深澤くんは最後まで一緒にいてくれたけど、でも、滝沢くんに帰れと言われたのか、謝りながら、帰って行った。
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あーちゃん(プロフ) - あぴさん» ありがとうございます！大変嬉しいお言葉ですが、もう既に消してしまってまして...ごめんなさい！その代わりこちらの更新は頑張りますので、よろしくお願いします！ (2019年7月8日 23時) (
レス) id: fc9b1a9ec8 (このIDを非表示/違反報告)
あぴ(プロフ) - 更新、楽しみにしています！他アカウントで書かれている小説も気になるのですがどこから見れますでしょうか？ (2019年7月8日 19時) (レス) id: 26199fe34b (このIDを非表示/違反報告)
あーちゃん(プロフ) - 紡ぎ糸さん» ありがとうございます。中々辛いシーンが続きますが、どうぞお付き合いよろしくお願いします！ (2019年7月2日 22時) (レス) id: fc9b1a9ec8 (このIDを非表示/違反報告)
紡ぎ糸 - 凄く、この続きが気になります！あーちゃんさんのペースでいいので、これからも、頑張ってください。応援してます！ (2019年7月2日 19時) (レス) id: f3cd696ec9 (このIDを非表示/違反報告)
あーちゃん(プロフ) - れく@ きょもほく同盟@まお大好き?さん» ありがとうございます(><)できる範囲でぼちぼちやって行きますのでどうぞお付き合いよろしくお願いします！ (2019年7月1日 13時) (レス) id: fc9b1a9ec8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あーちゃん
| 作成日時：2019年6月30日 21時
