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side PINK
｢……ジェシーや慎太郎は、なんっも考えずとも、ただただ笑わせてくれて、樹のツッコミも最高に面白くて、
…こーちは最高に面白くなくて、｣
｢え、お、俺は…？(苦笑)｣
そこで止まるから思わず聞く。
笑って聞いたのに、北斗は笑ってくれなかった。
｢……舞台を終えて仕事に来た京本は、眩しかった。
見てられなかったんだ。
やりたがってた舞台の仕事が順調で、評判も良くて、京本への周囲の期待値がどんどん上がっていて、簡単に言えば、俺とは真反対に居たんだ。｣
やっと笑った北斗は俺を見つめた。
こんな時だけ、真っ直ぐと、その力強い目で俺を貫く。
｢いざ、ｽﾄﾗｼﾞが終わって家に帰ったらさ。
死にそうなぐらい具合悪いのよ…ﾊﾊｯ
てか、俺死ぬかもしんないんだって思って。
…平気なフリして仕事してたけど、自分のできてないところばっかり見つかるんだよ。
だから、仕事、やめようと思った。
……それで…最後に、なるかもしれないから、京本の舞台を一人で見に行くことにしたんだ｣
初めて知る事実に、また涙が止まらなくなった。
｢でもさ。
京本が舞台で歌ってるとこ見たり、
こーちやジェシーがバラエティに出てたり、
樹がラップのリリック書いてたり、
慎太郎がドラマ出てたり、さ……。
皆と仕事すればするほど、
このメンバーでデビューしたいって、っ、
そう、思うのにっ、なのにっ！
そこに俺が居たら、皆に迷惑かけるしっ
こんなお荷物、ジャニーさんはデビューさせるはずないって、分かってるんだよ……
体のせいで思うように仕事ができない自分も嫌だから、仕事辞めるって決めたのに、
やっぱり、……やっぱり、離れられたくないんだよ｣
｢…北斗…｣
思わず名前を呼んだけど、彼は俯いた。
｢分かってる。勝手なの。
俺じゃなくても、代わりは沢山いる。
けど、5人には…
SixTONESには夢を叶えて欲しかったし、
皆とやりたいことまだ全然、やれてないのに｣
｢っ、｣
北斗はいつの間にか泣きながら、お母さんに抱きつかれていた。
「今が大事な時期なのは、間違いなくて。
しかも、ドラマの単独主演の話が、7月頃にはチラホラ出てて、
正式に決まったのはつい、こないだだけど。
病気のこと、言えないじゃん。そんなの。
母さんたちには、素直に喜んで欲しかったんだよ。｣
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あーちゃん(プロフ) - あぴさん» ありがとうございます！大変嬉しいお言葉ですが、もう既に消してしまってまして...ごめんなさい！その代わりこちらの更新は頑張りますので、よろしくお願いします！ (2019年7月8日 23時) (
レス) id: fc9b1a9ec8 (このIDを非表示/違反報告)
あぴ(プロフ) - 更新、楽しみにしています！他アカウントで書かれている小説も気になるのですがどこから見れますでしょうか？ (2019年7月8日 19時) (レス) id: 26199fe34b (このIDを非表示/違反報告)
あーちゃん(プロフ) - 紡ぎ糸さん» ありがとうございます。中々辛いシーンが続きますが、どうぞお付き合いよろしくお願いします！ (2019年7月2日 22時) (レス) id: fc9b1a9ec8 (このIDを非表示/違反報告)
紡ぎ糸 - 凄く、この続きが気になります！あーちゃんさんのペースでいいので、これからも、頑張ってください。応援してます！ (2019年7月2日 19時) (レス) id: f3cd696ec9 (このIDを非表示/違反報告)
あーちゃん(プロフ) - れく@ きょもほく同盟@まお大好き?さん» ありがとうございます(><)できる範囲でぼちぼちやって行きますのでどうぞお付き合いよろしくお願いします！ (2019年7月1日 13時) (レス) id: fc9b1a9ec8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あーちゃん
| 作成日時：2019年6月30日 21時
