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#14 ページ10

お面野郎の笑い声が横浜の街に響く

「何だ!?これで終わりか!?探偵社は所詮、虫けら共の集まりd」

「誰が虫けらだって?虫けら野郎」

「Aさん!」

「何!?」

俺は小刀を持ち替え、手で回して遊ぶ

「掠り傷だ
お前の身体能力並みだぜ?俺は」





「初代舐めんなや」



俺は小声でお面野郎の耳元で呟いた

其の瞬間、カタカタと体が震え始め、持っていた拳銃を落としてしまった

「………真逆…死んだのでは…?」

「噂をそう簡単に信じてんじゃねぇよ
俺は別に死んでなんかいねぇ
生きてたよ…」

「Aさん?」

「様子が…可笑しい?」

…後ろの二人が変な眼で見てやがる

そろそろ止めるか

「……嘘を吐け!!」

拳銃で俺をまた撃とうとしたのだろう、だが

「…あのな、手前、初代舐めんなって言ってんの
何?手前日本語分からねぇのか?」

「「「…!?」」」

俺は小刀で、拳銃を二つに斬り、撃てない様にした

「…そんな」

「詰んだな」

お面野郎は一気に路地裏の建物の上まで登り、逃げて行った

「…こりゃあ、また出て来るな」

「Aさん…凄いですね…真逆、こんなに強いなんて」

「おいおい、止せよ」

それより、彼奴はまた平岩さんを狙ってくる

其れ迄に備える、何か完璧な案は無いのか

「Aさん、私、先刻のピエロに、発信機を付けたんです」

「え…」

「携帯で見れるGPS発信機です
これで、彼は何処に居るのか分かります
如何か、あのピエロを捕まえて下さい!」

そう言って、平岩さんは俺に深く頭を下げた

「…分かったぜ、平岩さん
俺が、彼奴を捕まえて、アンタを守ってやる!」

「……ッ
ありがとうございます!」

「僕も頑張ります!一緒に頑張りましょうね!Aさn」

「それには及ばねぇ
俺が一人で倒す」

「え…」

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設定タグ:文豪ストレイドッグス , 中原中也 , 織田作之助   
作品ジャンル:恋愛
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あざみの歌(プロフ) - 黒九尾さん» わああああ!ありがとうございます!!! (2018年7月1日 21時) (レス) id: fd515bdfdf (このIDを非表示/違反報告)
黒九尾 - 更新頑張ってください!楽しみに待ってます! (2018年7月1日 9時) (レス) id: 3d24de6556 (このIDを非表示/違反報告)
あざみの歌(プロフ) - はらさん» すみません、ありがとうございます(´・ω・`) (2018年5月21日 16時) (レス) id: f9a19d9866 (このIDを非表示/違反報告)
はら - 沢山作品を作ってらっしゃるのだから更新前にちゃんと確認されて下さいね (2018年5月21日 16時) (レス) id: 90ecdece34 (このIDを非表示/違反報告)
あざみの歌(プロフ) - はらさん» あ、すみません!ありがとうございます! (2018年5月21日 16時) (レス) id: f9a19d9866 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あざみの歌 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2018年5月21日 16時

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