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64話 ページ20

『く、紅郎チュッ))ん…くろ/////』

教室から連れ出され近くの空き教室にやってきたんだけど何やら紅郎の機嫌がちょっと悪いような…いつもよりキスの仕方が乱暴だしなにか焦ってるような感じがする

鬼「ハァ…ハァ…あかり…チュッ…」

そろそろ限界に近づき紅郎の肩を叩くと離れ銀の糸がプツンと切れた

『ハァ…ハァ…ど…したの…?』

鬼「仁兎にいいようにされてんじゃねぇ…お前にキスしていいのは俺と斎宮だけだろうが」ギュッ

『そうね…ごめんね紅郎。機嫌直して?』チュッ

鬼「…」

まだ怒ってるな…ん〜どうしよ…あ!

『ねぇ紅郎!アクセサリーショップ行こ?ピアス紅郎に選んで欲しいの〜あ、自分で開けるの怖いから紅郎が開けて?』

そう伝えると紅郎の顔が驚きと少し嬉しそうな表情に変わった

鬼「ほんとにいいのか?穴開けんだぞ?」

『いいの!今日の放課後ね!』

そして放課後紅郎と共にアクセサリーショップへ向かった

『すご〜い色んなピアスがあるんだね!紅郎の選んだピアス早く付けたいなフフッ』

鬼「…うし、これだな。ほらよあかり受け取ってくれ」

『え!いつの間に!?ていうかお金は私が払うって言ったじゃん!(`・н・´)ぷくー』

鬼「ハハッいんだよ、俺がやりたかったんだからよ」ナデナデ

中身を確認すると真紅の宝石が付いたピアスだった

真紅の血のような赤くて情熱的な色の宝石は紅郎の髪色のようで素敵なもの…

『ありがと紅郎大事にするね!』ギュッ

鬼「おうフフッ」

数時間前の不機嫌さが嘘のように今の紅郎はとても機嫌がいい。嬉しそうにしている紅郎を見てるとこっちまで嬉しくなっちゃうな〜幸せフフッ

後でその宝石の名前を調べてみたんだけど名前は『パイロープ・ガーネット』って言って紅郎の誕生石らしいの!石言葉は燃える愛だって、なんか照れちゃうな/////




〜作者からお知らせ〜

はいどうもライライです!今回のお知らせは琳音くんのイメージボイスの変更についてです!結構遅くなりましたが、天崎さんから永井幸子さんに変更します!琳音くんの設定を公開して少し経ったくらいにあんスタのイベントで新キャラの声が天崎さんだと知り正直驚きました…いくら知らなかったとは言えこのまま続けていくのもどうかなと思い私のイメージに合う声を探した結果永井幸子さんとなりました。テニプリの幸村精市くんです。それより少しだけ高めの感じでイメージしていただければ幸いです。


以上!ライライからでした。これからも幼馴染に愛されすぎた歌姫をお楽しみに!

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作者名:ライライ | 作成日時:2019年12月26日 0時

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