45話 ページ1
あんずちゃんと喋りながら教室に戻る途中久しい友人と遭遇した
？｢あ〜無限の宇宙が広がっていく！書ける書ける今なら名曲が書けるぞ〜ハッハッハ！！｣
彼は書いていた楽譜を撒き散らし一人笑っていた
あ｢えぇ…(引)｣
初めて彼を見たであろうあんずちゃんは彼の奇人ぷりに引いているように見えた…まぁ確かに彼はいろいろぶっ飛んでる、なんで五奇人に入らなかったのか今でも疑問だ…それでも大切な友人には変わりないので実際変わってても気にしない
『お久〜レオ！』ｷﾞｭｯ
後ろから抱きつくと書いていた手を止めこちらを見た
？｢おぉ！あかり〜！久しぶりだな〜お前は相変わらず可愛いな！あっ！
『あはは〜相変わらずで安心したよ〜』
するとKnightsのメンバーがやってきた
鳴｢え〜マジ？｣
瀬｢戻ってきたんだ〜チョーうざぁい｣
？｢ん？おぉ！ナルにセナ、リッツもいる〜久しぶりだな俺のKnights｣
あ｢俺の？｣
『彼が長らく不在だったKnightsの王様月永レオだよ〜』
月｢ん？知らない奴がいるお前誰だ？さては宇宙人だな！｣
朱｢…？｣
月｢うっちゅ〜！｣
〜次の日〜
『なずおっはよ〜！』ｷﾞｭｯ
仁｢おはよあかり！｣
ｸﾞｲｯ
『わっ…』
鬼｢もういいだろ…あ、そういや校内で月永を目撃したって本当か？｣ｷﾞｭｯ
『ほんとだよ〜昨日廊下で会って話したんだ〜相変わらずだよﾌﾌｯ』
月｢グーテンモルゲン！！｣
鬼｢うげっ…｣
仁｢レオちん！久しぶり！｣
月｢誰だお前？｣
仁｢クラスメイトだろ！｢待って言わないで｣っ！｣
レオはペンを取り出しあろう事か黒板やロッカー、床にかけてメロディーを書き出したのだ。…ただでさえB組は変人が多くて先生から目をつけられてるのに…ﾊｧ
月｢やっぱ俺は天才だな〜どんどん書ける！あの世で羨めワーグナー歯ぎしりしてろよモーツァルト俺が名曲を紡ぎ出してやる！あっはっは！｣
彼は一通り書いたあと教室から出ていった
『なんだろ同い歳とは思えない精神年齢の低さ…なんか荒れそうだね』
どうやらこの言葉はフラグだったようで数日後それは回収された
月｢なぁなぁお前ら俺と臨時ユニット組んでくれよ！｣
鬼･仁｢｢は？｣｣
『え〜なんでそんな事になったの？』
月｢実はだな〜｣
レオの話によると今のKnightsがすっかり腑抜けてしまったらしくそれでジャッジメントによる内部粛清を行うらしい…
『なるほどね〜それで臨時ユニットを作ろうって訳ね』
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作者名：ライライ | 作成日時：2019年12月26日 0時
