【おそ松さん】赤色の人形【ホラー松】第一章

第４６話　放送室 ページ49

【赤い人形】に殺されるなら、気になる場所を調べたい。



それは、「放送室」である。



トド松が言っていた。



トド松『誰が放送アナウンスをしているの？』



トド松『じゃあ、そのＡが何で【赤い人形】の居場所を知っているの？』



放送室で誰が喋っているの？何で【赤い人形】の居場所を知っているの？



放送をしている人は私達の敵なの？味方なの？



放送室に行けば、全て分かる気がする。



【赤い人形】に殺される前に確かめないといけない・・・！



貴(放送室って東棟の2階にあった筈・・・！

　 この場所からそんなに遠くない・・・！)



私は東棟の２階にある放送室に向かった。



貴(【赤い人形】の足音は聞こえない。

　 ・・・って言う事は私と【赤い人形】の距離があるっていう事だ。

　 【赤い人形】が来る前に探さないと・・・！)



私はそう思った時には放送室の前に居た。



貴(【赤い人形】はまだ来てない・・・よし！今なら調べれる！)



私はそう思いながら、放送室のドアノブを触った瞬間・・・



？『【赤い人形】が松下Aさんの背後に現れました。振り返って確認してください。』



貴「！！」



放送アナウンスが流れた直後、【赤い人形】は私の背中にしがみ付いた。



ーーーーーーーーーーーーーーー



ｉｎ 体育館



トド松「何で・・・！？」



チョロ松「・・・」



トト子「A・・・」



ｉｎ 東棟の１階の資料室



おそ松「今の放送はどうなっているんだよ・・・！」



おそ松(A・・・！)



この放送を聞いていた私以外の四人は驚いて居た様だ。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーー



貴(何で、私の名前を・・・！

　 中の人が【赤い人形】を呼び寄せたの！？私が放送室の中に入ろうとしたから！？

　 ・・・って中の人！？そもそも、放送室の中には人が居るの！？

　 【赤い人形】が歌い終わるまで時間の問題・・・

　 だったら、やる事は一つしかない！放送室の中に入ってから死ぬ！)



私はそう思って、扉を開けようとしたが、誰かが中に押さえ付けられて中に入れない。



貴「誰なの！？誰かいるんでしょ！ここを開けて！！」



貴(このままでは歌が歌い終わってしまう・・・！)



私は力強く開けた瞬間、放送室の中に居た人と目が合った。



貴(思い出せないけど・・・私は見た事がある目だった・・・)



そして、私は【赤い人形】によって殺されてしまった。

お知らせ→←第４５話　優先順位

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す