第33話 屋上 ページ37
in 屋上
私達はあの謎の女子生徒と一松が来るのを待っていた。
十四松「別に屋上じゃなくても、別の場所でも良かったと思うけど・・・」
そう、チョロ松が言っていた方法とは・・・
『あの謎の女子生徒を突き落す方法』だった。
つまり・・・『転落死』である。
チョロ松「確かにそうだけど、屋上の方が確実的に死ねるでしょ」
チョロ松はそう言うと、ニヤッと笑った。
トド松「チョロ松兄さんが考えている事・・・怖いんだけど・・・」
その表情を見ていたトド松は、何故か恐怖を覚えた。
それから、5分後・・・一松と謎の女子生徒が屋上に来た。
一松「連れて来たよ」
チョロ松「ありがとう・・・さて、俺達がここに呼び出した理由は分かっているよね?」
チョロ松は単刀直入で女子生徒に聞くと・・・
謎の女子生徒「・・・」
女子生徒は何も答えないまま、下を向いている。
トド松「それと、もう一つ聞きたい事があるんだけど・・・
なんで僕達が頼むの?他の人達でも良かったじゃん・・・ちゃんと理由を言って」
トド松は真剣な顔をしているが、何も答えない謎の女子生徒。
そんな女子生徒の姿を見ていたチョロ松は、
チョロ松「理由を言えって言っているんだけど、俺達の声は聞こえているよね?」
若干、怒り出したのかその女子生徒の襟を掴んだ。
それでも、黙り込む女子生徒にチョロ松は舌打ちをして勢いよく襟を離した瞬間・・・
チョロ松「・・・え?」
「「「「!!」」」」
謎の女子生徒は話した勢いで屋上の柵にぶつかると、
ぶつかった柵が壊れて謎の女子生徒は屋上から転落してしまった。
一松「何が起きたの・・・?今・・・」
貴「チョロ松が勢いよく離した時に柵にぶつかって・・・」
トド松「柵が壊れて・・・落ちて行った・・・」
十四松「だけど・・・何で柵が急に壊れるの?」
確かに、柵にぶつかってもそう簡単に壊れない筈・・・
なのに、ぶつかった瞬間、壊れるって言うのはおかしい。
私は壊れた柵を見た。
貴(壊れたんじゃない・・・まるで・・・切断されているみたい・・・)
そう・・・柵が切断されている様に綺麗に切れていたのである。
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アヤト - からだ探しはよんたことないんですけどこの小説面白いです! 更新まってます! (2019年3月25日 17時) (レス) id: a65dfca6e6 (このIDを非表示/違反報告)
ユッキーナ(*´▽`*)(プロフ) - 莉奏さん» コメントありがとうございます!「カラダ探し」が元になって話を進んでいます!この作品の為に面白いと言ってくださりありがとうございます!まだまだ話が続きますがこれからも頑張って行こうと思いますのでよろしくお願いします! (2018年3月15日 18時) (レス) id: c8cc78dd36 (このIDを非表示/違反報告)
莉奏 - あーー!面白いです!カラダ探しが元ですか?原作を読んでみたかったんですけど、その前に大好きなおそ松さんver.で読めるなんて…幸せです!早く全部読まなくちゃ…! (2018年3月14日 22時) (レス) id: b00c6a29df (このIDを非表示/違反報告)
ユッキーナ(*´▽`*)(プロフ) - 不思議の国のふりりさん» コメントありがとうございます!その話が元に進んでいます!この作品を面白いと言ってくださりありがとうございます!まだまだ話が続きますがこれからもよろしくお願いします! (2018年2月4日 17時) (レス) id: c8cc78dd36 (このIDを非表示/違反報告)
不思議の国のふりり(プロフ) - カラダ探しが元になってるんですか?面白いですね! (2018年2月3日 20時) (レス) id: 36cd382f88 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アニ魂 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/yultuki-na
作成日時:2017年11月6日 19時