【おそ松さん】赤色の人形【ホラー松】第一章

第２８話　理科室の準備室　（途中からチョロ松ｓｉｄｅ） ページ32

トド松「ところで・・・チョロ松兄さん？」



チョロ松「・・・？」



トド松「おそ松兄さん達は・・・？」



そう・・・別館に行ったのは、おそ松とカラ松とトト子ちゃんとチョロ松だ。



チョロ松がここに居るっていう事は・・・まさか・・・



チョロ松「ごめん・・・三人共・・・【赤い人形】に・・・」



チョロ松は悔しそうな表情で下を向いていた。



十四松「そっか・・・」



チョロ松「僕達は理科室で【人形の身体】を探していたんだ・・・」



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(チョロ松ｓｉｄｅ)



ｉｎ 別館１階の理科室



チョロ松「無い・・・何処にあるの・・・？」



俺達は【人形の身体】を探していた。



トト子「準備室の所に行って来るけど・・・誰か一人来てくれる？」



カラ松「じゃあ・・・俺が一緒に行く。二人はここで探して居てくれ」



おそ松「分かった」



チョロ松「うん」



トト子ちゃんとカラ松が理科室の準備室に入った。



俺とおそ松兄さんは理科室のごみ箱や掃除用具の中を探したが、無かった。



おそ松「理科室は無いな・・・次は美術室だな」



チョロ松「そうだね」



俺がそう言った瞬間・・・



？『【赤い人形】が別館1階の理科室の準備室に現れました。皆さん、気を付けて下さい。』




放送アナウンスが流れたと同時に理科室の準備室から、



トト子「キャァァァァァァァァァ！！」



トト子ちゃんの叫び声が聞こえた。



俺とおそ松兄さんは、トト子ちゃんの叫び声を聞いて、理科室の準備室の中に入った。



「「・・・！！」」



俺達が見たのは、



【赤い人形】に殺されたのか、真っ二つされたカラ松の死体と、



カラ松の死体の近くに【赤い人形】と、



後退りをしながら、【人形の胴体】を持っているトト子ちゃんが居た。



おそ松兄さんはトト子ちゃんを助けに行こうとしたが、遅かった。



トト子「おそ松君・・・チョロ松君・・・お願い・・・逃げて・・・」



トト子ちゃんがそう言った瞬間、【赤い人形】に殺されてしまった。

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