第11話 教室の前 ページ15
in 4階の廊下
4階は教室は5か所、そして、トイレがある。
貴「さて・・・何処から探そうか・・・」
私は近くにある教室の扉を触った時だった。
カラ松「うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
貴「!?」
カラ松の叫び声が私が居る4階まで響いた。
貴(・・・っていう事はカラ松は3階か2階に居るっていう事だよね・・・?
嘘でしょ!?何でこっちに来るの!?
取り敢えず・・・逃げないと・・・!!)
私はすぐ近くにある教室の中に入り、扉を閉めた後しゃがみ込んだ。
貴(カラ松の足音が聞こえない・・・
・・・だとすると、カラ松は階段を下りたっていう事になる。
もし、階段を降りたら、おそ松達と鉢合わせになり殺される可能性が高い。
助けに行きたいけど・・・私が行っても助ける事が出来ない。
だったら・・・一つでも、探さないと・・・!)
私は立ち上がり、携帯の光を付けて今居る教室を探し始めた。
貴「無いなぁ・・・って、ポンと置いてあったら『探して』って言わないよね;」
私はそう言いながらゴミ箱を覗いたが、やはり無かった。
貴「ゴミ箱には無い・・・今度は掃除箱とロッカーを調べよう」
私はそう言うと掃除箱の扉を触った瞬間、
トド松「嫌だァァァァァァァ!」
貴「トド松!?」
トド松の叫び声が聞こえた。
どうやら、【赤い人形】はトド松を追い掛けているらしい。
トド松「お願い・・・!誰でも良いから助けて!!」
トド松が4階に来たので、私は教室の扉を開けた。
貴「トド松!こっち!!」
私はそう言うと、トド松は私が居る教室の中に入った。
トド松「ハァ・・・ハァ・・・助けてくれてありがとう・・・」
トド松がそう言った瞬間、
ペタ・・・ペタ・・・ペタ・・・
誰かが廊下を歩いている音が聞こえた。
「「!!」」
【赤い人形】は教室の前に居る様だ。
トド松は私の手を力強く握り、ギュッと目を瞑っている。
貴(お願い・・・!このまま通り過ぎて・・・!)
私は心の中から祈り続けた。
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アヤト - からだ探しはよんたことないんですけどこの小説面白いです! 更新まってます! (2019年3月25日 17時) (レス) id: a65dfca6e6 (このIDを非表示/違反報告)
ユッキーナ(*´▽`*)(プロフ) - 莉奏さん» コメントありがとうございます!「カラダ探し」が元になって話を進んでいます!この作品の為に面白いと言ってくださりありがとうございます!まだまだ話が続きますがこれからも頑張って行こうと思いますのでよろしくお願いします! (2018年3月15日 18時) (レス) id: c8cc78dd36 (このIDを非表示/違反報告)
莉奏 - あーー!面白いです!カラダ探しが元ですか?原作を読んでみたかったんですけど、その前に大好きなおそ松さんver.で読めるなんて…幸せです!早く全部読まなくちゃ…! (2018年3月14日 22時) (レス) id: b00c6a29df (このIDを非表示/違反報告)
ユッキーナ(*´▽`*)(プロフ) - 不思議の国のふりりさん» コメントありがとうございます!その話が元に進んでいます!この作品を面白いと言ってくださりありがとうございます!まだまだ話が続きますがこれからもよろしくお願いします! (2018年2月4日 17時) (レス) id: c8cc78dd36 (このIDを非表示/違反報告)
不思議の国のふりり(プロフ) - カラダ探しが元になってるんですか?面白いですね! (2018年2月3日 20時) (レス) id: 36cd382f88 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アニ魂 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/yultuki-na
作成日時:2017年11月6日 19時