§テニスの王子様§〜残された日々の短さと過ぎる時の流れを・・・〜今・・・1つになる時・・・

意地悪したくなっちゃうんだよね・・・（黒笑精市様side ページ19

ギュッ

ありがとうって言わせたくなかった・・・

ありがとう・・・って言い終わればAが行っちゃうような気がして・・・

精「・・・」

貴「精市さん？」

精「ゴメンね・・・しばらくこうしててくれる？」

自分でも分かる・・・声が震えてること・・・Aもきずいてるはず・・・

精「・・・」

Aは優しいから・・・僕のワガママを聞いてくれる・・・

貴「精市さん・・・ありがとう・・・」

精「僕のほうこそ・・・」

僕の方が君の世話になってるんだよ・・・？君の笑顔・・・

僕がどんなに励まされたか知らないだろうけど・・・

君の笑顔は僕にとって無くてはならない大切なものだった・・・

精「！！・・・」

・・・このまま時間が止まれば・・・なんて思ってたけど・・・

・・・僕の目には映っちゃった・・・跡部が・・・

貴「・・・」

精「・・・」

跡部が見えたけど僕はAを離さなかった・・・

離したくなかった・・・意地悪したくなっちゃうんだよね・・・(黒笑

景「おい！A！そこで何してる・・・」

そう言いながら僕達に近づいてくる・・・

貴「！！景吾さん・・・」

Aは僕の腕を振りほどいて跡部の元に・・・

景「Aは俺様の女だ！」

精「・・・そう・・・」

・・・まさかね・・・もう付き合ってるんだ・・・

景「行くぞ！A！」

貴「うん！・・・精市さんまたね♪」

また・・・か・・・また会えるかな・・・僕に勇気があれば会いに来れるけど・・・

精「僕はっ・・・」

僕はまた泣いてる・・・弱いからだ・・・

何が王者だ・・・何が神の子だ・・・そんなのテニスだけじゃないか・・・

好きな女の子に甘えちゃってさ・・・カッコ悪い・・・

僕は強くなれない・・・君を見てたら涙が溢れてくるから・・・

強かったら・・・君に未来をあげれたのに・・・

何で僕はコンナに無力なんだっ・・・何で何も出来ないんだっ・・・

好きな女の子に・・・どうして幸せをあげれないんだ・・・

僕ばかり幸せを感じちゃってさ・・・馬鹿みたいじゃないか・・・

僕は君を手に入れたくて今まで色々頑張ってきたのにさ・・

跡部は・・・何もしなくてもAに好かれてて・・・

・・・それに・・・Aを誰よりも幸せに出来る・・・

神様か・・・いるなら願いたい・・・【Aの幸せ】・・・をね・・・

駄作者休憩中っス・・・♪・・・素敵なゲストも？（スルーしちゃってもいいですよー）→←ずっと笑顔でいて？貴方side

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