【進撃の巨人】 憲兵の狙撃手 ２

８６話 ページ21

この日は入団式。


上位１０名以内に入ったものだけが選択できる兵団。





「憲兵団」。






王に使えるためにできた兵団である。




しかし、それは外側だけ。






中はかなり腐っている。



憲兵団兵士長のボクが言うのだから。






仕事は他人に押し付ける。

他人なんて見ずに、自分のことだけしか見ない。

昼間っから酒を飲んで仕事をさぼる。





正直言って、この兵団は好きじゃない。





ボクだって、好きで入ったわけじゃない。


ボクは推薦で入った。








・・・どうでもいいけどさ。





ナイル「では、憲兵団兵士長のA・ローヴェルからの話だ。」


『どーもー。先ほど紹介にあがった、A・ローヴェルです！よろしくねん♪』


全「は、はい・・・。」


『じゃ、名前教えてねー。じゃー、君から！』


マルロ「は、はい！マルロ・フロイデンベルクです！」


『なんでここに入ったの？』




マルロ「・・・この腐った兵団を正しくするためです。」


全「！！」



『・・・へぇ・・・。ま、頑張れ。』


マルロ「・・・え？」


『え？』←


マルロ「い、いえ・・・。」


『じゃ、次ー。』


ヒッチ「ヒッチで〜す！よろしくお願いしま〜す♪」


『なんでここに入ったの？』


ヒッチ「う〜ん、なんとなく？」


『ふ〜ん、ま、いいや。次〜。』


アニ「・・・アニ・レオンハート。」









この時の第一印象、冷たい子って感じ。


なんて言うの？クールビューティー？



かわいいけど、誰も寄せ付けない感じ。









『なんでここに入ったの？』


アニ「・・・別に。」


『・・・ふぅん・・・。』









この時、絶対裏があるって思ったね。

目を見て話してくれないし。









『ま、いいや。次〜。』









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こうして、入団式は終わったのである。

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