【進撃の巨人】憲兵の狙撃手２ (ページ2)

今日:3 hit、昨日:6 hit、合計:36,448 hit

６８話（過去）ページ2

語り手 A

『ルークッ！』

ルーク「ん、おぉ！A！」

『ルークッ♪(ｷﾞｭｯ』

彼の名前はルーク・クロー。

『王冠族(クラウンファミリー)』の一員である。そして・・・

ルーク「おいおい、周りの目が痛いってｗ」

ローズ「フフッ、やっぱり仲がいいのね♪」

ギルド「見せつけんじゃねぇよー！」

『へへーんだ！いいでしょー！』

ローズ「はいはい♪」

ギルド「ったく・・・。」

私の彼氏でもある。

この様子を笑顔で見てくれている女性はローズ・シェール。

羨ましがっているのはギルド・ヴァン。

この二人も『王冠族』である。

ルークは双剣の使い手。

ローズは太刀。

ギルドは大剣。

そして、私は銃である。

ルーク「・・・そう言えば、５時から王宮に行くようにってさ。」

『仕事？』

ルーク「あぁ。」

ローズ、ギルド「『了解』」

５時

いつもと変わらない護衛の仕事。

仕事が終わると４人で食事をする。

これもいつもと変わらない。

・・・だが、ルーク達の様子がいつもと違う様子だった。

『・・・みんなどうしたの？』

ルーク「え、あぁ、いや・・・。」

『何？』

ローズ「・・・あたし達さ、明日、壁外調査に行くんだ。」

『・・・え？』

ギルド「調査兵団が「人出が足りないから手を貸してくれないか」って・・・。」

『・・・あたしは・・・？』

ルーク「・・・「銃なんて、役に立つわけない」っていって・・・。」

『・・・。』

ローズ「・・・ごめんね、Aちゃん・・・。」

『・・・じゃぁ、約束ね！』

３人「？」

『ちゃんと・・・、笑顔で帰ってくるって！！』

３人「！！」

ルーク「・・・もちろんさ！」

ローズ「Aちゃんにいわれちゃぁね・・・！」

ギルド「あたりまえだろ！」

『・・・うんっ！』

このとき、止めておけばよかったって

ずっと

ずっと

ずっと

ずっと

・・・後悔してた。

―――翌日―――

ルーク「・・・よし、準備でーきたっと。」

『何日位で帰ってくる？』

ルーク「んー、３日・・・かな？」

『・・・そっか・・・。』

ルーク「・・・A。」

『なーにー？』

ルーク「調査兵団は嫌いか？」

『・・・ちょっとだけ・・・。』