46、悩みの種 ページ17
ーAsideー
瑠美 「なるほどね〜。
想いが通じ合ったけど付き合おうって言われてないから悩んでるのねぇ。
って！どんだけ乙女なのよ。そんな性格だったけ？」
昨日起きた出来事を過去のことだけ省いて瑠美に話して、
そんなかで僕が疑問に思ってることを相談した
瑠美 「ねぇ、Aは付き合いたいの？付き合いたくないの？」
A 「どうかって言われたら付き合いたいけど...
それって迷惑にならない？」
瑠美 「迷惑なわけないでしょ。
二宮和也から想い伝えたんでしょ？
それなら迷惑なんかじゃぜんぜんないよ」
「ねぇねぇ、聞いた？和也さまって付き合ってるらしいよ？」
「え〜、私ひそかに狙ってたのになぁ。あー
あ、結局遊んでもらえなかったなぁ」
ぁ、付き合ってるんだ...和也って...誰とだろう...
瑠美 「ねぇ、今誰とだろうって考えたでしょ？
絶対、Aとだよ。あの性格なら付き合ってると思ってるだろうね」
A 「そうかな。僕のこと遊びだったんじゃない？」
...そうだよ...僕のことからかっただけなんだ...
瑠美 「ぁ、Aの王子様のおでましよ？」
ぎゅーーーー
え？と思ったのも束の間、後ろから抱きしめられた。
和 「やっと見つけましたよ。俺のお姫様(はぁと)」
潤 「ニノってさぁ、そーゆーキャラじゃないよね？」
和 「んふふ、Aには素直になるって決めてるんですから、甘えるんですよーだ。
ねぇ、A？」
多分、手紙のことを言っている。
それはわかる...
でもね、1つだけわからないんだ...
A 「和也、付き合ってる子に素直になったほーがいいんじゃない？」
素直じゃないのは僕も同じ。
だからこそ、遠回しに聞いた疑問。
"付き合ってるのって誰...？"
和 「は？なに言ってるんですか？付き合ってるってAですよ？
ぇ、もしかして俺らまだ付き合ってないの？」
僕が少し顔を曇らせてしまったのだろう。
それに察してくれた瑠美が和也に"何か"を囁いた。
和 「なるほどね、Aらしいや(ﾎﾞｿｯ
A、ごめん。ちゃんと言ってませんでしたね。
A、俺に全てをあずけて？
過去も現在(ｲﾏ)も未来も...
もう俺から一生離れないでくださいね。
俺は、Aのこと絶対に離しませんから。」
そう言いきった彼は僕のほっぺに一つ、
触れるだけのキスをして教室を出ていった。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 46人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あかねこ(プロフ) - アラにのんさん» コメントありがとうございます♪ハマっていただくほど読まれていただくとすごく嬉しいです！！これからも、更新頑張るので応援よろしくお願いします☆ (2014年5月31日 22時) (
レス) id: d477576bde (このIDを非表示/違反報告)
アラにのん - とっても面白いです！見ていて飽きないお話なので、ハマってしまいました(*^o^*)更新大変だと思いますが頑張って下さい！続きも楽しみにしています！ (2014年5月29日 19時) (レス) id: 248f85b7ed (このIDを非表示/違反報告)
あかねこ(プロフ) - 麻奈香さん» 麻奈香さん、コメントありがとうございますっ！！1から読んでくれてホント嬉しいです♪しかも、大好きって言ってくれてヤル気めっちゃでました！！！更新頑張りますっ☆後日過去編も出るのでそっちのほうもぜひ見てくださいね！これからも応援よろしくお願いしますっ！ (2014年5月23日 22時) (レス) id: d477576bde (このIDを非表示/違反報告)
麻奈香 - この小説1から読ませてもらってます！この小説大好きなのでこれからも更新頑張ってください！応援してます！ (2014年5月23日 17時) (レス) id: 744ea0365c (このIDを非表示/違反報告)
ゆずぽん(プロフ) - あかねこさん» いや、あたしにはあかねこ様がぴったりですっ！あたしの文才なんかもらったら毒ですよ猛毒！いい文章が汚れますよっ！！更新頑張って下さいっ！！ (2014年5月19日 19時) (レス) id: 2aaacdfd4b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あかねこ | 作成日時：2014年5月10日 11時
