閑話 誕生2 ページ5
春歌は周りの困惑も気にせず赤ん坊を見つめる。赤ん坊はそんなことも気にせずすぅすぅ寝ている
春「幸せの妖精さん？」
友「妖精さん？･･･って昨日言ってた絵本の妖精!?」
春「はい、似ていませんか？」
男子4人は話の流れを分かっていないが今朝春歌がしっかり抱き抱えて寝た絵本が消えていたのだ。友千香も協力して探したが登校時間になり諦めて学校に来たのだが、まさか似たような存在を目にするなんてとても信じ難い
4人にも同じ説明をし、何とか信じて貰えたが問題はこの子をどうするかである
翔「といっても俺達学生だぜ？世話なんて見切れないことだってあるに決まってる」
音「ちょっと翔そこまで言わなくても!!」
那「そうですよ翔ちゃん!!」
「ふ、ふぇぇぇぇん、うわぁぁぁぁぁぁん!!!!」
3人に怯えたのか赤ん坊は泣き出した
春「ど、どうしましょう!!」
友「ここじゃ目立つわ!!何とかしないと!!」
聖「む、これはなんだ？」
真斗が見つけたのはアプリの端にある『お世話』という文字であった
音「マサ!!取り敢えずそれ開いて何とかして!!」
聖「うむ!!」
真斗はその中で『ユニコーンミルク』と書いてある選択肢を触ると赤ん坊のサイズにあった哺乳瓶が出てきた。すると赤ん坊はピタリと泣き止みミルクにてを伸ばそうとしているため友千香が持っていくとミルクを飲み干し、満足そうに液晶に映る花のベッドに寝てしまった
友「お腹がすいていたのね」
春「みたいですね!」
思わず2人も微笑む
翔「そこ！和むなぁ！本当にどうするんだよ！」
那「ハルちゃんが育てればいいんじゃないですか〜？」
音「ええ！？」
聖「うむ。七海のアプリの中に入っている以上七海が世話するしかない」
友「ちょ、春歌大丈夫？」
ほぼ決定しているような空気に春歌を心配し聞くが春歌はもう既に決心していた
春「友ちゃん、大変かもしれないけど私この子も御縁だと思ってお世話したい･･･!」
友「･･･まぁ、あんたならそういうと思った。でも子供を育てるのは大変なのよ！だから私も手伝うわ!!」
音「お、俺も!!」
聖「俺も手伝いしても良いか？」
翔「だ、だったら俺だって!!」
那「僕も手伝います！」
友「それじゃ決まりね!!」
こうしてこの不思議な赤ん坊を全員で世話をすることが決まった。不思議なことにその場にいた全員のスマホに同じアプリが出現したため誰でも直ぐに対応が可能になった。赤ちゃんの名前は最初に発した「なー」からなーちゃんと名付けられた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 25人がお気に入り
お気に入り作者に追加
「アニメ沿い」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
妄想girl(プロフ) - 日付を超えてこんばんは！完結致しました！前のコメント通り明日までに続編を作ってリンクを貼りますので少々お待ちください。 (2017年6月27日 0時) (
レス) id: 01b5076d95 (このIDを非表示/違反報告)
妄想girl(プロフ) - こんばんは！皆様に朗報です。何と超スピードで下書きは完結まで行きました！明日の朝に非公開を解除いたしますのでお楽しみに！続編については明日中にサイトを作らせていただきますのでよろしくお願いします！ (2017年6月26日 21時) (レス) id: 01b5076d95 (このIDを非表示/違反報告)
妄想girl(プロフ) - こんにちは！本日は家に帰るのが10:00くらいになるので更新はできないです。本当にごめんなさい...明日に完結目指して更新いたしますのでよろしくお願いします。 (2017年6月26日 15時) (レス) id: e8488a5cf6 (このIDを非表示/違反報告)
妄想girl(プロフ) - 未来地図更新しました！残すはあと2話です。ヒロインがどうなるかは決めてありますので更新をお待ちください！ (2017年6月25日 17時) (レス) id: 01b5076d95 (このIDを非表示/違反報告)
妄想girl(プロフ) - また1話飛ばさせていただいて更新しました！ここからかなり運命は進んでいくつもりなのでもう完結は目の前です！応援よろしくお願いします！ (2017年6月25日 9時) (レス) id: 01b5076d95 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：妄想girl | 作成日時：2017年6月18日 0時
