迷子のココロ 2 ページ23
レ「一緒に……？信じられるか…今さらそんなこと……」
レンの一言で皆が一斉にそちらを見た
レ「誰よりもレディの歌を上手く歌える。そう言ってたの、あれは嘘か？どうなんだよ……!!!!」
普段は大声なんか上げないレンの大きな声に一瞬だが、なーちゃんは肩を揺らす。負けじとトキヤも声を張り上げる
ト「確かに以前はそうでした。でも変わったんです！彼女の考えに触れて……！」
春歌は目に涙を溜めている
周りの皆も目を逸らすことなくトキヤを見つめていた
ト「初めて分かったんです……！こんな出会い、もう二度とありません!!やっと!!歌うべき場所が見つかったんです!!」
音「トキヤ……」
ト「七海さん、あなたにずっと言いたかったことがあります……！」
隣にいる春歌を見ながらトキヤは言う
ト「大好きです。あなたの作る曲が……！あなたの曲を、歌わせてください……！」
春「…………！」
春歌は溜めていた涙を大量に流していた
「はい…………！」
春歌がそう言ったのを確認したトキヤ
そして感謝の言葉を述べる
「ありがとうございます…………！」
自然とまわりも笑顔になってくる。やっと集まった六人の歌い手。きっとこんなに幸せなことはないだろう
翔「なんだその抜け駆け感は……てめぇ、トキヤぁああああ！！！！」
どうやら翔のモヤモヤも解決したらしい
音「っしゃああ！オーディションに目指して練するぞ、七海!!」
春「はい！これでまた大好きな皆さんの歌が聞けます！私、他にはもうなにも要りません……！」
そう笑いながらまた涙を流す春歌
ぐぎゅぅぅぅぅぅう〜
「おなかすいたよ〜……」
翔「お前なぁ……」
この空気でお腹を鳴らすなーちゃんに思わず全員笑みが溢れる
ト「では、私が」
トキヤが進んでスマホから取り出したのは『タンザナイト葡萄』
差し出された葡萄を嬉しそうに受け取り口に含む
「けぷ、おいしーい!!!!……………？」
ご満悦のようで頭を葡萄にして感想を述べるが、不思議そうな顔をしたなーちゃんはそのまま春歌のスマホに入っていった
音「えぇ！？また寝た！？」
友「どうしたんだろ…最近様子がおかしくない？」
春「なーちゃん………」
全員が心配そうに見守る中、本人は今までと違って様々な色の光で身体を輝かせながら熟睡している
その様子は全員の心に『不安』の文字が掠めた
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妄想girl(プロフ) - 日付を超えてこんばんは！完結致しました！前のコメント通り明日までに続編を作ってリンクを貼りますので少々お待ちください。 (2017年6月27日 0時) (
レス) id: 01b5076d95 (このIDを非表示/違反報告)
妄想girl(プロフ) - こんばんは！皆様に朗報です。何と超スピードで下書きは完結まで行きました！明日の朝に非公開を解除いたしますのでお楽しみに！続編については明日中にサイトを作らせていただきますのでよろしくお願いします！ (2017年6月26日 21時) (レス) id: 01b5076d95 (このIDを非表示/違反報告)
妄想girl(プロフ) - こんにちは！本日は家に帰るのが10:00くらいになるので更新はできないです。本当にごめんなさい...明日に完結目指して更新いたしますのでよろしくお願いします。 (2017年6月26日 15時) (レス) id: e8488a5cf6 (このIDを非表示/違反報告)
妄想girl(プロフ) - 未来地図更新しました！残すはあと2話です。ヒロインがどうなるかは決めてありますので更新をお待ちください！ (2017年6月25日 17時) (レス) id: 01b5076d95 (このIDを非表示/違反報告)
妄想girl(プロフ) - また1話飛ばさせていただいて更新しました！ここからかなり運命は進んでいくつもりなのでもう完結は目の前です！応援よろしくお願いします！ (2017年6月25日 9時) (レス) id: 01b5076d95 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：妄想girl | 作成日時：2017年6月18日 0時
