【短編集】一緒に歌おう？【歌い手】

こんな俺だけど3(灯油) ページ14

貴女sid

灯油「俺ら、別れよ？」

灯油にそう言われた瞬間、目の前が
真っ白になった

貴女「な、何で!?私が、私が、知らない男に
抱かれそうになったから!?勝手に
灯油の家出ていったから!?
ニコ動みるの邪魔したから!?ねぇ、何で!?」

灯油「・・・どれでもない、俺のせいだ
俺、個人の都合だ……悪い」

貴女「あ、あぁぁっ!!い、いやっ！
いやぁ!いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！！！」

灯油sid

叫び出したAは、頭を抱えてうずくまる

Aをこんな風にさせているのも俺だ…

貴女「いゃっ、いやっ！と、灯油！
やだっ！別れるなんて、別れるなんて、
言わないでっっ！！私、もっと我慢するから
灯油の邪魔しないようにするから！！
私から離れないでよっ……」

そう言いながら涙を流すAを見ていたら

抱き締めずにはいられなかった

貴女「ｳｯ、ｳｩ……灯油っ…」

灯油「・・・俺は、Aを幸せに
出来る自信が無いんだ……
これから、一緒に居たら、もっと酷い事が
あるかも知れない……それでも、それでも！
俺と一緒に居る、って言えるか・・・？」

貴女「うんっ、うんっ！絶対いる！
何あっても、何言われてもっ、絶対に
離れないからっ！！」

灯油「!!・・・ありがとな……」

この時から、俺の中で、一生消えない
誓いが出来た

この先何があっても、絶対にAを



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＿＿＿幸せにする、と

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