弐話 ページ5
あの日から数日
特に代わり映えしない日々を過ごしていた
ただ、最近島原には新しい客が来るようになったらしく
そこの座敷に行った、芸者からの評価はよろしくない
自分はその客に会わないことを願うわ
朝風「柳世ー」
柳世「朝風、おはよう」
彼は朝風(あさかぜ)。
私の同期で、同じ兄さんのもとで育った一人だ。
掴み所のない性格で、人をいじるのが好きな性格だが
まあ、いい人です
朝風「今日の稽古は俺と一緒ね」
柳世「あ、わかった。座敷のこととかわかる?」
朝風:「さすがにそれは自分で聞いてきてよ」
そういいながら私にデコピンをお見舞いしてきた
柳世「ちょっと!痛いんだけど!!」
この野郎、腐っても女の私になんてことを
男芸者なんだか女性には優しくしろよ!!
朝風「残念だけど、君を女だと思ったことはないよ」
柳世「何故、考えていることが分かった…」
朝風「柳世は分かりやすいからね」
そういうと私の横を通り過ぎて食堂に向かう
そんなにわかるかな、と顔を触りながら
私もそれについて行って、食堂に向かう
柳世「あ、そうだ。
朝風、今日の稽古ってどれくらいやる?」
朝風「俺が、今日はちょっと遠めの店に行かなきゃいけないから
早めに終わろうかなって思ってるけど」
柳世「町に出かけてきていいかな」
朝風「時間があるなら別に行ってもいいよ」
柳世:「ありがとう!」
私が笑うと、朝風もまた優し気な顔をした
――――――――――
オリキャラが出ましたが、彼の設定は
主人公の同期や弟分たちとかと、まとめて
設定を出そうと思っています
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遊星(プロフ) - 更新停止になってますが大丈夫ですか?素敵な話なのに更新停止は勿体無いです。早く続き読みたいです。 (2021年8月30日 22時) (レス) id: cc3dcebb37 (このIDを非表示/違反報告)
時鬼池 蒐(プロフ) - 遥さん» コメントありがとうございます!まだまだこれからの作品ですが、遥さんや他の読者の方々に楽しんでいただける作品を作っていきますので、よろしくおねがいします! (2017年12月23日 20時) (レス) id: fb92c46e2c (このIDを非表示/違反報告)
遥 - めっちゃ面白いです。斎藤さんと、幼馴染という設定面白いです。斎藤さんの、本名は、山口一だそうです。私斎藤さんが好きなのでみた瞬間とっても嬉しかったです。これから頑張ってください。 (2017年12月23日 20時) (レス) id: 02cbc6a2ed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:時鬼池 蒐 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/kanonnnohomupe
作成日時:2017年12月21日 17時