第51夜 思い出せない ページ5
すると白龍は私のもとに近づいてきて口をふさいだ。
「んっ」
でもいつもと何かがちがっていて――
しらない人にされている気分だった。
白龍がふさいでいた口をはなす。
「私ね、長い夢をみていたきがするんだ」
突然私が話したとき白龍は笑った。
どんな夢ですかときかれたとき、正直思い出せなかった。
でも一番覚えていたのが
「白龍は私のもとから消えちゃうの」
ただそれだけしか思い出せなかった。
白龍はいっかい表情が暗くなったけど、ぱっと優しい顔に戻った。
「大丈夫ですよ。俺は消えません」
安心した。
この言葉を聞いたとき涙が頬をつたった。
「よかった……」
なんでこんな言葉がでたのかわからない。
おかしいね
この日の空は晴れていて、とても気持ちよかった。
白龍は私の手をぎゅっとつかんだ。
・
「俺はAを“ずっと”大事にしますから」
「うん!!」
今が一番幸せだ
そう思ったけど……
けして忘れてはいけない言葉が頭の中でうかんだ。
“逃げて――…“
この言葉いったい
・
・
誰に言われたのかな―――
これからはずっと彼のそばにいられる――…
・
・
“白龍”大好きだよ――…
第52夜 終わらない物語――…→←第50夜 きがついてほしかった
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Yamako- - 田中くんの幼馴染みもいつもけだるげをもう一度書いてください。 (2018年9月8日 11時) (レス) id: 9d0ec6aafe (このIDを非表示/違反報告)
こーな - なんか…黒い系のアラジンかっこいいかも… (2014年3月7日 7時) (レス) id: aee67757b2 (このIDを非表示/違反報告)
☆(プロフ) - そデス (2013年8月30日 10時) (レス) id: 0af7cddd2f (このIDを非表示/違反報告)
桃桜 - ……意味ですか!? (2013年8月29日 9時) (携帯から) (レス) id: 1b3500d8d2 (このIDを非表示/違反報告)
☆(プロフ) - ネーネー、最終的には白龍意味ある? (2013年8月29日 9時) (レス) id: 0af7cddd2f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:桃桜 | 作成日時:2013年8月25日 18時