【ツイステ】両想いになったんです。【ジェイド】

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『うん、知ってるよ？』

ジ｢そ、それは……あ、あなたなんです、A。｣

『…………』

ジ｢A…？｣

『ご、ごめん。ごめんなさい。』




ジ｢え？｣









フ｢は？ A、ジェイドのこと大好きじゃん！！｣

ア｢そうですよ、いつ付き合うのかと僕達がヤキモキしていたくらいではありませんか！！｣

リ｢A？相手はジェイドだよ？
ちゃんと見ているかい？｣


『そ、その…ね？
私さ、実はね、小さい頃アズールのことが好きだったの。』

ア｢え…？｣

『その相談を、ずっとジェイドに受けてもらってたんだ。』

ジ｢えぇ、そうですね。｣

『それで、アズールが私の事を妹みたいな感覚だって言った時も、部屋で私が泣き止むまで一緒にいてくれたの。』

フ｢そんなの聞いてねぇよ？
なんで断るのか聞いてるの！｣

リ｢フロイド、最後まで話を聞こう。｣

『リドルくんありがとう。
それで、その次の日からいつもより一緒にいる時間が多くなって、一緒に買い物行ったりとかもして…』

ケ｢俺たちで夜な夜な相談してたもんね。｣

『そうだったんだ。
それで、徐々に気になってはいたんだけどね？男子に絡まれて変なことされそうになって、1人で助けてくれた時から、ちゃんと好きになったんだけど……』

ラ｢それの何がダメなんスか？ 好きになってるじゃないスか。｣

『……ズルすぎるなって。』

フ｢はぁ？｣

『だ、だから、ずるいなって思ったの。
前から別の好きな人の相談乗ってくれてた人がいてさ？
その人に振られて、次は相談していた相手が好きです、なんてズルすぎるなって……』

リ｢はぁ……なんてすれ違いの多い2人なんだ…｣

デ｢すれ違いの多さでギ○ス世界記録とれますね！！！｣

エ｢デュース、そういうことじゃねーんだよ。｣

ジ｢……｣

ラ｢ジェイドくん、こんな理由で4年の片想い諦めるんスか？
なんか言いたいことあるなら、心の内全部明かせばいいじゃないっスか。
言わなきゃもう終わるっスよ。｣

ジ｢………｣

フ｢ジェイド？ここまで来て勇気出ないとか言わねぇよな？｣


ジ｢…｣

ア｢ジェイド……｣

『だから…その……ごめん、なさい…』

リ｢ジェイド？｣







ジ｢……そう、ですか。｣

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