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フ「タコちゃん、蛸壺に引きこもって何してるの?」
ジ「この魔導書の書き取り…全て貴方が?」
ア「う、うるさいな!!放っておいてよ!!
あっちへ行けったら!!」
フ「ジェイド、あのタコ面白いね。」
ジ「えぇ、フロイド。興味深いですね。」
ア「そして、勉強し始めてから数年が経ち…
僕とA、そして、ジェイドとフロイドの4人でいることが多くなった。」
フ「隣のデブ人魚が……」
ジ「ボサボサの癖毛の人魚も……」
[もしかして…]
ジ・フ「全て貴方の仕業でしょう?」
ア「僕はついに完成させたんだ!
その名も…
長所は全部、僕のものだ!!」
ア「僕は、1秒たりとも忘れなかった。
僕をいじめたヤツら。
僕といるからと、Aをバカにしたヤツらの顔を。
僕はもう、グズでノロマなタコじゃない。
この力で、全てを支配して
Aのことも守るんだ。」
『ア、アズール……こうなったのは、私のせい…?』
バチッ…
映像が消え、真っ暗な部屋に1人で立っていると、声が聞こえてきた。
ジェイドの声だった。
ジ「貴女が目覚めないなら、僕も泡に……」
ジ「貴女の………に謝らなければ。」
ジ「…失礼します。」
その直後、私はその場で意識を失った。
気がつくと、唇に柔らかい感触を捉えていた。
この感覚は……?
それが離れたことが分かって、私は目を開けた。
窓を見ると、ちょうど夕日が沈んだ直後だった。
『……夕日が沈む瞬間って、こんなに綺麗なんだね。』
私の手を握って、顔を布団に埋めたリーチ兄弟の片方が顔を勢いよくあげた。
『…ジェイド…か。
んふふ、顔見えないとフロイドと見分けつかないね。』
ジ「A…っ…!!」
『おわっ…と……いきなり抱きつかないでよ!
ただでさえ身長差いくつあると思って…んっ…?!!?』
……えっと…なんで私、ジェイドにキスされてるの?
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雲(プロフ) - チナツさん» チナツさんリクエストありがとうございます!頑張ります!! (2020年5月26日 21時) (レス) id: 284fba7001 (このIDを非表示/違反報告)
チナツ(プロフ) - ジェイドと喧嘩してしまうのを見たいです!!お願いします!!!! (2020年5月26日 21時) (レス) id: 874de908fc (このIDを非表示/違反報告)
雲(プロフ) - まやさん» リクエストありがとうございます!頑張ります! (2020年5月26日 20時) (レス) id: 284fba7001 (このIDを非表示/違反報告)
まや(プロフ) - ジェイド様とのデートシーンなどを書いてほしいです (2020年5月26日 18時) (レス) id: f108aab29c (このIDを非表示/違反報告)
雲(プロフ) - ラムさん» ラムさんありがとうございます!!そう言ってもらえて嬉しいです! (2020年5月26日 14時) (レス) id: 284fba7001 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雲 | 作成日時:2020年5月24日 15時