【カゲプロ】あやまちの果てに

part33【シンタロー視点】 ページ34

A《今から起こる出来事を前にしてそんなこと言ってられるかな・・・》

意味ありげな言葉を呟くAはとても不気味だった。

モモ「どういうこと・・・？今から何する気・・・」

A《うーんとねぇ、みんなにはゲームをしてもらおうと思うんだ。》

モモ「ゲーム・・・？」

A《そうだよ。いたって簡単なゲーム・・・一言でいうなら、そう


　 殺し合い。》

「は？！なに言ってんだ、A！俺らで殺し合いをしろってことか！？」

A《まぁ、簡単に言えば・・・そうなるよね。》

モモ「なんでそんなことしなきゃいけないの！教えてよ、Aちゃん。」

A《なんでかって？そんなの決まってるじゃない。あんたたちに大切な人を失う悲しみを味あわせるためよ。》

冷酷な言葉にモモはおじけずく。

A《今、みんなには三人ずつで一つの部屋に入ってもらってるの。一階はキド、カノ、マリー。二階にはモモ、エネ、シンタロー。三階にはヒビヤ、コノハ、アン。で、今同じところにいる人たちがチームメイト。簡単に言えば三人で協力してほかの階にいる、六人を殺すの。最後まで残れたらチームの人は解放してあげる。》

モモ「そんなことできない！」

A《やるかやらないかは・・・みんなの自由だけど。ここから逃げだしたらこの施設ごと爆破させるつもりだし、逃げられないよ。》

「ば、馬鹿！やめｒ・・・

ブブブブ

いきなり震えだした、ケータイ。
見ると画面が青く染まっていた。

？？「疲れたぁー！」

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